40才からの再出発 [本/文学芸術]
40代というのは、だいたい物がわかってきて、なお体力が残っているおもしろい世代であるとは、
司馬遼太郎さんが言ってました。
司馬さん自身も、40代は、代表作の四国4部作を完成させてます。
四国4部作ご存知ですか?
司馬さん自身が講演でクイズ出してました。
愛媛:坂の上の雲、11月からドラマ開始(もっくん、阿部主演)
高知:竜馬が行く、1月からドラマ開始(福山主演)
香川:空海の風景、
徳島:菜の花の沖、淡路島は阿波のようですね。これが変化球ですね。
さて、石田衣良の「40翼ふたたび」です。
この人は、まれにみるヒットメーカーです。
マンガのようにノンストップで読める、今の日本を映し出した作品のオンパレードです。
おすすめは、順番に以下です。
・池袋ウエストゲートパーク(僕の愛読書、絶対に1巻から順番で!)
・アキハバラ@DEEP、(ドラマ&映画化されましたね)
・東京DOLL、ゲーム業界の内幕を描く。ゲーム業界のビジネスモデルはこれを読むとよくわかる。
前置きが長くなりましたが、「40」も面白いです。
リアリティのある40代が、何パターンかでてきて、最後にブログがキーになり、
大きく話が展開します。HAPPY ENDです。深く涙をながしてしまう、話もあります。
この人の作品の根底に流れる、共通したものは、なにが幸せかということです。
うまいラーメンがたまに食べれて、好きな本がよめて、素晴らしい音楽を聴いて、
たまに人助けをして、その人の喜ぶ顔をみる。
これ以上の幸せはあるのだろうか?とIWGPシリーズでは問いかけてきます。
ちなみに、石田衣良の選ぶ青春小説ベスト5の中に、
村上春樹の「1973年のピンボール」が入っており、この前思わず再読しました。
曲はジョンレノンが40才のときに、5年間の主夫生活を終え再出発を誓った歌です。
あと数年後、アラフォーに突入します。
それまでには、読んで見ようと思いました。
私は何処向い「再出発」するのだろう・・・
by ゆうてん (2009-11-01 13:17)
ゆうさんこんにちは[嬉しい顔]
まさに40は人生の折り返し地点ですもんね。
しかも、いい方の半分は終わってしまった。
ああ、どうしよう[悲しい顔]
by don (2009-11-01 13:27)
ちょうど40歳です。
昔から40歳になるのが楽しみでした。
これからの10年、楽しく有意義に過ごすことが出来ればもう死んでもいいです。
・・・くらいの勢いです。
by kajino (2009-11-01 14:32)
kajinoさんこんばんは。
その気持ち、わかります。[嬉しい顔]
by don (2009-11-01 19:36)
こんにちは[嬉しい顔]
40代の趣味、趣向・・
50代を過ぎてからの趣味、趣向。
どうも自身の中で不変ではないようです。変わりつつあるような[ふらふら]
by ブラックアビブ (旧名 本物ホネツギマン) (2009-11-02 10:00)
40になると記憶力もあやふやですね
でも創作しているひとは集中力あるかも
私は40半ばになって馬鹿にしていたフレーズをまさか自分が言うとは思いませんでしたよ
”例のあれをナニしてくれ“
(>_<)
by goma1113 (2009-11-02 20:53)
アビブさんこんばんは[嬉しい顔]
趣味嗜好は、変わっていくんでしょうね[晴れ]
by don (2009-11-02 23:26)
gomaさんこんばんは[嬉しい顔]
ぼくの、「あれ、あれ、あれよー」
よりましです[悲しい顔]
by don (2009-11-02 23:27)