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【あの世ガイド】要約まとめ [本/宗教哲学]


あの世ガイド──知っておきたい「死後」のこと

あの世ガイド──知っておきたい「死後」のこと

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 自由国民社
  • 発売日: 2017/01/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


【あの世ガイド/小林秀守/17年1月初版】


ビビリなんで、この手の本は夜読めません。
むかしシックスセンス見たらしばらく怖かった。あれはトラウマになる^^

人は死んだらどうなるのか?本書のスタンスは輪廻転生。要約すると以下。

・精神活動のコアな部分(魂)は残り、次のフィールドに引き継がれる。

・3~4日はこの世に留まって、その後「中陰(あの世)」に行く。

・死んでも残るコアな部分は、潜在意識の基底部分。無意識の中の基底部分。

・魂は死ぬときにチャクラから抜け出す。

・あの世の巨大なパワーで記憶はリセットされるが、まれに強い想念が残ることがある。

・同じような属性を選んで、新しい生命としてこの世に戻ってくる。


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この手の本では、すごく論理的なほう。説得力があってオススメです。
以下にその他の読書メモを。


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幽霊になるのはどんな魂か?


・この世に強い執着を持って死んだ人
・死を自覚できなかった人
・死ぬときに強い情動を刻み込まれた人

東日本大震災では東北学院大の学生が、タクシードライバーに幽霊現象を取材した。
これは伝聞ではなく、タクシーの業務日誌やメーター記録など証拠を伴うもの。
「霊性の震災学」という本にのっている。

硫黄島。一般人の立ち入りは制限され自衛隊の基地が置かれている。
現在でも、昼夜を問わず非常に多くの、かつ凄まじい体験談が報告されている。


呼び覚まされる 霊性の震災学

呼び覚まされる 霊性の震災学

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新曜社
  • 発売日: 2016/01/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)






自殺したら死後も苦しむ


負の余勢が強くなる。中陰(あの世)の環境を厳しいものとし、
転生先も、苦しみ多き世界へ生まれていく可能性が高い。

「徳」の観点からも、よき世界への転生が難しい。
徳は私たちの心の深層に存在するデータで、現世では幸福の基盤となり、
中陰においては苦しみの少なき環境への転生を支える力として働く。
自殺するほど追い込まれている人は、徳が減っているため、
強い負のデータそのままの世界へと転生することになる。

ただし江戸時代の切腹は別。
名誉、家族など大切なものが守られる前提のもとでは、
自殺が負の余勢につながるとは言えない。


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親を選んで生まれてくるのか?


中陰で再編成を終えた魂は、もっとも強く根付いているデータと、
同質の光を放つ世界に惹かれ飛び込んでいく。
その先にあるのは自分と特によく似たデータを持つ親の子宮。
私たちが今積んでいるデータが、次の生でどんな親の元に生まれるかを左右する。

光の色の種類。
・白:充足、満足
・青:情、執着
・黄色:物質的所有感、所有の喜びや貪り
・赤:純粋な知性、強い生命エネルギー
・黒:嫌悪、暴力的な心、物質偏重の傾向




あの世に持っていけるもの


無意識層にデータとして強く根付いたもの。
・限りなく繰り返された経験
・怒り、苦しみ、恐怖、喜び、感動などの強いインパクトの経験
・無意識や衝動をコントロールした経験
・徳

徳とは何か?
辞書の意味とは少し違う。
徳とは無意識の最深部に存在する、肯定的なデータ群。
私たちの人生に、生きることそのものへの肯定感をもたらす源。




死生観を持ってる人は運がいい


死んだらどうなるか?
答えの内容ではなく、口に出すまでの時間と反応に注目する。
すぐ口に出せる人や、よどみなく答える人は、死に対する自分なりの答えが用意されてる。
つまり死生観を持っている。

じつはこのような人は、運を創る実践において優等生。
自分の運を受け入れる、肯定的な運を迎える、否定的な運をかわす、
あらゆるプロセスをスムーズに進めることができる。
能力、知性、ストレス耐性といった世をわたる持ち札を、
安定して使えるだけの土台があり、総じて「運をよくしやすい」といえる

なぜか?
死に対してしっかりと向き合うことが、よりよい生にもつながるということ。

死生観を身につける早道はなく、
死と真剣に向き合った経験が熟成されるのを待つしかない。
かろうじてできることは、コンディションを整えること。
・少しだけ食を減らすこと。
・よく歩くこと。




高齢者より若い世代のほうがあの世を信じてる


「日本人の国民性調査・統計数理研究所」の調査。


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興味深いことに2000年代では、1958年の調査と逆転し、
年配者より若い世代のほうがあの世を信じてる人が多くなっている。

団塊の世代の合理教が主因。
戦争に対する反動がもっとも強い時期に教育を受けた。
この結果彼らの考え方は以下の傾向を持つ。
・日本固有の文化に誇りを持てず、合理主義や物質文明が素晴らしいと思っている。
・死や宗教について語ることをタブー視している。




まともな新人ロックバンドが出なくなって久しい。
ビルボードUSアルバムTOP10を毎週チェックしてると、過去1年はだいたい以下の割合。
ラップ4、カントリー2、ソウル2、DJ1、サントラ1。ぼくの目算です。
そこにロックバンドはいない。

結局過去10年に出てきた新人で、もっとも偉大なロックバンドは、
マムフォード&サンズになってしまった。グラミー眺めてるとそういうことになる。
ロック・バンドというフォーマットに、革新的なのがいなくなった。

テイラーもアデルもダフトパンクも、みんなすごいですよ。でもロックバンドじゃない。
これや!というバンドは、10年に1度ぐらいしか出てこないということ、
今さらながら実感いたしました。

Mumford & Sons - Ghosts that we knew (Lollapalooza 2016)♪
歌詞は言語明瞭意味不明、抽象的すぎて何いってるのかようわからんのですが。
まあ少なくとも幽霊のことは歌ってるとおもう(笑)




Babel

Babel

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Glassnote
  • 発売日: 2012/09/25
  • メディア: CD



(関連記事)
プルーフ・オブ・ヘブン脳神経外科医が見た死後の世界/エベン・アレグザンダー/13年10月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2014-03-11

【私の宗教 ヘレン・ケラー、スウェーデンボルグを語る決定版/ヘレン・ケラー/13年12月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2014-03-25

【恐山 死者のいる場所/南直哉/12年4月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2012-05-22

【お釈迦さまの脳科学/苫米地英人/2010年10月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2010-12-04

【人は死なない/矢作直樹/11年9月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2013-12-03


またね♪

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コメント 6

Speakeasy

確かに、チャートを眺めてみてもコレだというロック・バンドを見かけなくなって久しい気がします。
マムフォード&サンズには何ら恨みはありませんが、もっとガツンとパンチの効いた、或いはバカバカしい程に狂熱的なサウンドに触れたいと願っています。
最近のロックは一寸真面目過ぎるのかな?
まあ、おっさんの愚痴はココまで(笑)

by Speakeasy (2017-04-22 17:22) 

seawind335

「死に対してしっかりと向き合うことが、よりよい生にもつながるということ」
これは納得ですね。
1日1日を大切に生きねばいけませんね!
by seawind335 (2017-04-23 17:59) 

don

Speakeasyさん、こんばんは~
今月はベビメタ見るのが楽しいです。
スマホのライト、みんなつけてくれるんですよね。
アメリカのでっかい会場で毎日のようにライブでして。
メンバーは最高に楽しいでしょうね。
ベビメタぐらいガツンとパンチの効いたの、
もっと出てこないかなぁ[__犬]
by don (2017-04-23 21:07) 

don

seawind335さん、こんばんは~
GWなんか、1日を大事に生きててもすぐに終わってしまいます。
どこも行かないのですが、今年は何しようかな♪
[__犬]
by don (2017-04-23 21:09) 

song4u

おはようございます♪
「あの世ガイド」ってタイトルが面白いですね。
これまで、一体何人ぐらいの人々が亡くなっているのでしょう。
でも、誰一人として戻って来た人はいないのではないでしょうか。

「あの世」かあ。
ぼくも、もうそんなに縁遠い世界じゃありませんからねえ。
興味は津々だけど、知ることを熱望してるわけでもないかなあ?
何だか不思議な感覚なんじゃないでしょうかね、死後の世界って。

死後の世界って言うと、ぼくは『名探偵ベンジー』という映画を
思い出したりしますねえ。ジェーン・シーモアが最も美しかった頃の
作品なんですが、いまだにLDとVHSしか出ていないんですよ。
ひどいと思いませんか?!(笑)
by song4u (2017-04-24 08:58) 

don

song4u さん、こんにちは~
死後の世界、いったい何が待ってるんでしょうか。
ずっと無になると思ってましたが、
そうでもないという話しもよく聞きますし。
どっちなんでしょうね。もし無じゃないなら、楽しい世界がいいな。

ベンジーって犬の映画ですよね。
ベンジーとかラッシーとかベートーベンとか。
あとビーグルの映画もあったな。
VHSはともかくLDって・・死語の世界[__犬]
by don (2017-04-24 12:30) 

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