【コスパ最強のルール21 /ひろゆき】書評と要約 [本/ハウツー]
無敵の思考 ――誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21
- 作者: ひろゆき
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2017/07/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
【コスパ最強のルール21 無敵の思考/ひろゆき/17年7月初版】
この人の本、たまに読みます。
視点がフツーの人と違いますよね。尖がった人の意見ってなんか安心する。
1976年神奈川生まれ。中央大学。在学中に米国留学1年。
1999年2chを開設。2006年ニコニコ動画を開始。2009年2ch譲渡。
2015年に英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人になる。
パリに奥さんと在住。結婚前は7年間同棲してたそう。
一言でいうと、コスパよく人生を生きようという本です。
ランニングコストを上げると、おカネの奴隷になる。おカネをかけずに楽しく生きようという。
ひろゆきの現在の考えでは、
「人はなぜ生きるのか?」⇒「死ぬまでにできるだけ楽しく暮らすため」
大前提として、僕たちは「幸せ」を感じるために、
ゲームをしたり映画を観たりするという、趣味や自分の時間が必要。
仮に幸せを感じるために、1日3時間を使うとする。
その3時間を確保するために、
必要最低限の「食うためのおカネ」を稼がないといけない。
生きるためのコストがかかる。
3時間のためにおカネがかかる人なら、そのためのお金をさらに稼ぐ必要も出てくる。
幸せを感じる「3時間」がゼロ近くになってしまったら、それは奴隷に近い状態。
エジプトのピラミッド。みんな奴隷がつくったと思ってる。
働いてた人は、パンやビールを毎日もらってた。
その頃の現場監督の日記では、当日に来ない人が結構いた。
本質的にはじつは奴隷じゃなくて、個人の選択の上で働いていた。
来ない人を無理に連れてくるとコストがかかる。
給料が欲しくて来る人には働かせて、パンとビールを与えた。
来た人でも、パンがまずい、ビールがまずいというクレームもすごく多かった。
今の会社員と、昔の奴隷と言われる人たちは、実はあまり変わらないかもしれない。
何百年後かには、「会社員って奴隷じゃね?」と思われてしまうかも。
以下に要約読書メモを。
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キーボードの配列はなぜ複雑なのか?
人間が打ちにくいように作られたことで有名。
タイプライターの時代に、同時にキーを押してしまうと重なって打てなくなってしまうので、
速く打てないようにわざと難しい配列にした。
マリフ〇ナ合法化から遅れる日本
日本は地政学的に他国のことをあまり気にしない。
アメリカはワシントン州やコロラド州はマリ〇ァナ合法。カリフォルニアの新知事も合法論者。
パリもマリ〇ァナの匂いがする。パリ北駅というパリの一番デカい駅の横には、
ヘロ〇ンとコ〇インを打つ人が使う医療センターがある。
注射器を貸してくれて、お医者さんと看護師さんが検査をしてくれて、それを打って帰れる。
「コストがかかるし、いちいち逮捕してもしょうがないよね」という事になっているわけ。
日本は規制が厳しくなっている。世界と正義の基準がどんどん開く。
消費者は一生幸せになれない
幸せかどうかは、消費者のままかクリエーターになるか、ということで分かれる。
楽しさや幸せを「おカネを使うことで感じる人」は、一生幸せになれない。
幸せを感じ続けるために、お金を使い続けなくてはいけないから。
消費者のままの人生から抜け出すには、クリエーターになるという方法しかない。
モノづくりをする人は幸せを感じることができる。
たとえば「絵を描いて幸せ」や「写真を撮って幸せ」や「文章を書いて幸せ」。
これらは「おカネをかけなくても幸せになれる手段」なので、
それを持っていると、自分の時間さえあれば、その分だけ幸せになれる。
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「好きすぎることで」食わない
毎日だと飽きる。
ゲーム好きでゲーム会社で働いてる人は、皮肉にもゲームする暇がなくなるそうだ。
そんなに好きじゃない仕事で8時間だけ働いて、家に帰って趣味をする人のほうが、
たぶん人生は幸せ。
「好きすぎる」ものは「マニアック」だ。僕だったらこうするは、案外世間では受けない。
クリエーターとして「作りたいものを作る」だと失敗するかも。
好きを職業にした人は、商業的な「割り切り」をちゃんと受け入れる必要がある。
最低賃金が上がるとどうなるか?
都内のマクドの時給は1000円ぐらい。
それが1500円になったらどうなるか?
マクドの原価の割合はざっくりこんな感じ。
2015年:材料費36%+人件費32%+その他賃料28%=原価合計96%
すべての店舗の時給が1000円から1500円に上がると、
人件費は48%になり、原価合計は約112%になる。
味もサービスも変わらないのに価格だけ16%増えたら、お客さんは減る。
売上の多い店は残るが、ギリギリでやってる店は閉店する。アルバイトは失業する。
ちなみに2017年のフランスの最低賃金は1200円。
小さい飲食店やスーパーは家族経営や外国人が多く、労働法が厳しいので解雇しにくい。
そのため若者を雇う余裕がない。したがって多くの人が仕事にありつけない。
25歳以下の4人に1人が失業中となっている。
怠惰な国ロシアの教え
昔からあるもので何とかしよう。
なるべくラクをしよう。最小限の労力で成果をあげよう。
ロシアの姿勢は学ぶべきことも多い。
アメリカのNASAが1億ドルをかけて、「どんな温度でも、無重力でも書けるペン」を開発。
一方でアメリカのライバルであるロシアは、面倒なことをせずエンピツを使った。というオチ。
この話を宇宙飛行士の野口さんに話したら、続きがあると。
「その後にロシアは、アメリカが作ったペンをもらった」とのこと。
エジプト人みたいに♪
歩こうか♪
バングルスで、ウォーク・ライク・エジプシャン♪
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donさん、おはようございます^^
マリ〇ァナ、テキサスでもたま~に、吸ってる人がいました^_^;
合法にはなっていないと思いますが、アメリカっぽい・・・
と思いました~。
死ぬまでに、なるべく楽しく、生きてゆきたいですね☆
ロシアのように?! 人に助けを借りながら(笑)
[__猫]
by みかん (2018-02-07 10:02)
みかんさん、こんにちは~
日本でもマリファナを吸えるような店は、だいたい外人バーでした。
若いころは、外人バーの怪しげな雰囲気が好きで、たまに行ってました。
今日の昼ごはんは、10分どん兵衛です。今で5分くらい。
もう5分待ってみます^^
[__犬]
by don (2018-02-08 12:08)