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酒 記事一覧
2017年07月22日:  【お酒を飲んで、がんになる人、ならない人】要約まとめ
2017年02月18日:  【瓶ビールと生ビール違い、どちらがお得?】~「酒場図鑑」より
2016年10月22日:  【なぜ酒豪は北と南に多いのか】~酒豪都道府県ベスト10
2016年05月28日:  「阪急電車」を読んで「土佐鶴本醸辛口」を呑んだ。本当にうまかった。
2016年04月16日:  【居酒屋の戦後史/橋本健二】読書メモと要約まとめ
2015年11月10日:  角ハイボールグラスを手に入れた⇒めっちゃ幸せ♪
2015年10月15日:  エギナ島のピスタチオとスパルタスロン
2015年09月12日:  モヒートが終われば、夏も終わる
2015年08月08日:  ヨーカドーのビール「ベルモルト・ホワイト」が美味い
2015年05月09日:  みんなバーに帰る/パトリック・デウィット~ジェムソンの味について
2015年03月24日:  男と女のワイン術~フルボディとは何か?
2014年12月30日:  「酒のほそ道」より~おせちとお屠蘇の由来、三大珍味について
2014年12月20日:  ウイスキーと私/竹鶴政孝~マッサン本人による自叙伝
2014年11月18日:  記録ずくめの最強メーカー 黒霧島5000日戦争
2014年10月25日:  赤霧島とピアノの森2​5巻を買ってきた。それとクジラのステーキについて。
2014年06月21日:  「ほろ酔い文学事典」書評と要約
2013年11月09日:  ライオンスタウトビール、アルパカ白、あらばしり、最近飲んだ酒について
2013年08月06日:  「ウイスキー粋人列伝」要約まとめ
2013年08月03日:  ビールの図鑑~世界の1人当たりビールの消費量、日本の主要ビールの味比較
2013年02月11日:  究極のみかん甘平と、1000円以下の旨安ワイン

【お酒を飲んで、がんになる人、ならない人】要約まとめ [酒]


お酒を飲んで、がんになる人、ならない人 ‐知らないと、がんの危険が200倍以上

お酒を飲んで、がんになる人、ならない人 ‐知らないと、がんの危険が200倍以上

  • 作者: 横山 顕
  • 出版社/メーカー: 星和書店
  • 発売日: 2017/04/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


【お酒を飲んで、がんになる人、ならない人/横山顕/17年4月初版】


1週間でビールロング缶14本以上飲んでる人、減らした方がいいです(女性は半分の7本)。
がんになりやすい(のど、食道、大腸、乳がんなど。肝臓はウイルス性が主因)。

日本のアルコール依存治療の最前線、
国立久里浜医療センター臨床研究部長の著作。サントリーと共同研究も行っている。
サントリーは悪い結果でもいいと、経営陣が言ってるそうです。

酒飲み、たばこ吸ってる人は読むべきです。
すぐにでも読んで、リスクを知ったうえで対策たててください。
すごくいい本です。

「ためしてガッテン」で著者が話したのでご存知の方も多いと思いますが、
結論部分、どんな人が酒飲んでがんになるか?医学なのでちょっとむずかしいかも。


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『一般男性の場合、赤くなるALDH2(ヘテロ欠損型)と、遅い代謝のADH1Bを、
両方持ってる人の食道がんリスクは、いずれもない人に比べて30.12倍のリスクになる。

そして1日日本酒換算で1.5合未満の飲酒者を1としたときに、
1日3合以上飲んでる人は13.74倍のリスクになるということ。

さらには赤くなるALDH2(ヘテロ欠損型)と遅い代謝のADH1Bを持ってる人が、
1日3合以上飲んでいると、リスクは掛け算されるので、414倍にもなってしまう』

①酒飲んで赤くなる人(ALDH2)
アセトアルデヒドを代謝する酵素活性の欠損。
日本人の半数弱、42%がこれに当てはまる(飲めない&弱い)。
最初はビール1杯で赤くなってた人が、慣れで赤くならなくなる。
ヘテロの人でたくさん飲む人はけっこういて、1日3合以上飲む人も10%いる。


(以下のフォトすべてクリックで拡大)
酒で顔が赤くなる人.JPG


②遅い代謝の人(ADH1B)
アルコールを代謝するアルコール脱水素酵素1B。
これのアミノ酸の1か所がアルギニンだと、遅い代謝の人になる。
遅い代謝の人は、たくさん飲めば酒が残って翌日酒臭くなる。
遅い代謝のADH1Bを持った人は、日本人ではわずか5~7%。
しかしアルコール依存症の人は、30%前後がこの遺伝子を持っている。

赤くなる人と遅い代謝の組み合わせの人は、
アセトアルデヒドもアルコールも、長時間高濃度でたまります。
こういう人たちが飲酒&喫煙をすると、危険因子を持ってない人より食道がんのリスクが高くなる。
この遺伝子の組み合わせは、人口の3%くらい。

上記の遺伝子検査を行っている機関は以下。
(株)NSD、合同会社武庫川ライフサイエンス研究所、北海道システムサイエンス(株)、
イービーエス(株)、頬の粘膜を綿棒でこするなどして採取。薬局で受け付けてるところもある。

これら2つの遺伝子の要因を、マトリクスにまとめた表が以下です。
国立久里浜センターでは、アルコール依存の人にこの表を渡して説明するそうです。


酒飲み遺伝子分類.JPG


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以下にその他の読書メモを。

食道がんは、のどのシミをチェックしよう


赤血球の大きさと同じように、がんのリスクを見分ける単純な方法。
写真の右側のように黒ずんだシミがついてる人は、
内視鏡でみると咽頭の奥にもシミがついているし、食道にもシミがついている。


食道がんとのどのシミ.JPG


専門的にはメラノーシスという。
食道や頭頸部のがんがあると周辺にメラノーシスがかなりの確率であり、
著者は咽頭にも口の中にもあることに気づいた。このシミの最大の原因はアセトアルデヒド。

アルコール依存患者の内視鏡所見で、
軟口蓋、咽頭、食道のいずれかにメラノーシスのある人は、がんのない人は16%。
一方食道がんの人には45%、頭頸部がんの人には57%も見られた。
のどが黒いかを見るだけでがんのリスクがわかる。
(とりあえず手鏡で明るいところでみたら、ピンクでした。よかった)




なぜ欧米人にはアルコール依存症が多いのか?


遅い代謝のADH1Bを持った人は日本人では5~7%。
白人や黒人全体でみると、90%以上の人が遅い代謝のADH1Bを持っている。
ADH1Bを持った人はアルコール依存になりやすい。久里浜の40代患者の35%は持っている。

アジア以外の先進国はアルコール依存症がすごく大勢いる。米国は5~10%いる。
日本人男性で現在依存症は1%。過去そうだった人を含めても2%。女性は男性の10分の1。

速いアルコール代謝の人は東~東南アジア人の特徴。
日本人は、お酒に対して大多数の人が遺伝的に守られている。
アルコールに寛容な社会ができあがり、その中で白人・黒人型の酵素を持った人たちが、
アルコール依存症に選ばれてしまった、という考え方ができる。日本の飲酒文化の犠牲者。

アジアの人たちは夜遅くまでみんなで飲む。
グデングデンに酔って帰る。でも翌朝職場で酒臭い人はあまりいない。
これを欧米の人がやると100人中90人が酒臭い人になる。仕事にならない。
なので昼間飲んでパーティをやっても夜は早めに終わる。
それからアルコールに対する社会的な態度も全然違う。
酒のCMは多くの国で禁止、路上で酔っぱらってると警官が来る。




二日酔いの個人差


遅い代謝のADH1Bを持った人が、日本酒換算で5合ぐらい飲むと、
翌日の昼でも飲酒運転になる。夕方でも危ない。2日目の朝だったら大丈夫。

飲酒運転の基準値0.3mg/mLを超える人の割合は、
遅い代謝の人は、12時間で50%、22時間で40%ほど。
速い代謝の人は、12時間で20%、18時間で10%以下になる。




ビール腹はほんとにあった


日本では、ビール腹はつまみのせいだという説が広がっているが、
これは日本人はビール腹になりにくい、速い代謝のADH1Bを持った人が93~95%いるから。

著者は2013年に、遅い代謝の人がビール腹になりやすいことを発見し報告(1301人調査)。
その後2014年に26万人の欧米人のメタ解析が行われ(BMJ)、以下の結果となった。
「毎日ビール350ml×2本以上飲むと、速い代謝の人が遅い代謝の人より、
BMIが1小さくて、腹囲が1.2センチくらい小さい」




すごく酒を飲む人は免疫力が低下し、肺炎になりやすい


「赤くなるx速い代謝の人」が酒をたくさん飲むと、白血球が減ったり貧血が起こったりする。
貧血は酒をやめると良くなり、赤血球が巨大化してるのも元に戻る。白血球も回復する。
アセトアルデヒドで貧血が起こる、白血球が減少する。数年前まで誰も予想してなかった。




バナナ1本が酒飲みの命を救う


久里浜にはバナナで生きてたどり着き、再入院する患者もいる。
医者が処方する一番大粒のカリウムの錠剤1錠分が、バナナ1本でとれる。
アルコールの利尿作用で尿と一緒にカリウムは出る。カリウムは筋肉を動かすミネラル。
だるくなったらバナナ1日1本たべること。



みんなわたしを♪
リハビリに連れて行こうとするけど♪
わたしは行かない♪
あそこでは何も得られない♪
ショットグラスからも 何も得られないけど♪

エイミーワインハウスで、リハブ(リハビリ)♪

著者によるとアル中の人は、人知れず自宅で亡くなって家族が発見する場合が多いそうです。
死体検案では異常が見られないことが多く、「大酒家突然死症候群」で亡くなる。
食べないで飲む、血圧が下がり、低体温となり、脱水、意識がなくなる。

大酒家突然死症候群を防ぐ方法。
・飲み始めても3食食べよう。
・牛乳、バナナ、ゼリーなど離脱症状でも食べられるものを検討しておく。
・食べられなくなったらすぐ医療機関を受診しよう。家族と前もって相談しとく。
強調してたのが、とにかく1本のバナナが命を救うということ。

「カリウムが下がると、お酒を飲んでテレビを見てたらいいやとなる。
何もしたくなくなる。起きられなくなり衰弱、そして突然死。
だるくなったらバナナ1日1本食べてください。食事がとれなくてもバナナだけは食べてください。
そうすればだるさがとれて、もう一度仕切り直しが自分でできるかもしれない」
もしエイミーが1本のバナナを食べていたならば・・




バック・トゥ・ブラック

バック・トゥ・ブラック

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2009/03/04
  • メディア: CD




(関連記事)
【タバコと酒の健康常識はウソだらけ/橋内章/13年8月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2013-11-02

【がんは治療か、放置か 究極対決】-要約まとめ
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2016-12-10

LDLコレステロールを5カ月で40下げた方法(204要受診⇒166軽度異常)
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2016-09-15


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【瓶ビールと生ビール違い、どちらがお得?】~「酒場図鑑」より [酒]


酒場図鑑 -酒と肴をとことん楽しむために-

酒場図鑑 -酒と肴をとことん楽しむために-

  • 作者: 小寺 賢一
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2016/10/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


【酒場図鑑/小寺賢一/16年11月初版】


酒に関するマニアックな本。
センベロってご存知ですか?
「1000円でベロベロに酔える」という意味。じっさいには1500円ぐらいになる^^
名付け親は、故・中島らも氏です。飲み歩きのエッセイ集で使ったのがはじまり。

本書おもしろいんですが、いかんせん東京の本なんですよ。
たとえば以下のページ。センベロの正しい愉しみ方。
高円寺の「晩杯屋」とか、赤羽の「いこい」とか言われても行かれへん。なんか腹立つ^^

センベロ居酒屋東京.JPG


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ま、いいです。ぼくは自分のセンベロ店みつけて通ってますから。
センベロの店で4000円ぐらい飲むので、ベロンベロンになってますが^^

ページ構成は見開きで1つのネタ。右にイラスト左に本文です。
どの項目から読んでも面白い。目次は以下で各章が15項目前後。

第1章 酒場めぐり始めの一歩

第2章 酒を飲む,呑む

第3章 酒場のつまみを喰らう

第4章 酒場のほろ酔い講座

第5章 自宅で居酒屋を愉しむ


DSC_0682.JPG


以下に読書メモを。


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<日本酒度で味がわかる>


日本酒のラベルの裏に記載されている日本酒度。
日本酒度は日本酒に含まれる糖度を数値化したもの。
特殊な分析器を使って測定され、+3.0や-1.0などと表示される。

水と同じ重さなら日本酒度は±0、水よりも日本酒が重ければマイナス、軽ければプラスになる。
一般に「+1.0~5.0」で中辛、「+5.0以上」で辛口。
プラスになるほど辛口になるといわれている。

しかしこれはあくまで目安。日本酒の味わい(口あたり)は酸度によっても変わってくる。
酸度は日本酒の製造工程で原料から発生した乳酸、クエン酸、リンゴ酸、
などの含有量を示したもので、ラベルに表示されていることもある。
0.5~3.0程度の数値は、高いほど芳醇で濃厚(辛口)、低いほど淡麗(甘口)といわれている。

日本酒のラベルの見方.JPG




<瓶ビールと生ビールの違いは何か?瓶ビールのほうがお得>


ビールの瓶と生、じつは中身は同じもの。
生ビールの「生」とは加熱処理をしていないという意味で、日本のビールはほとんどが生だ。
加熱処理をする理由は、ビールを発酵させる酵母の働きを止めるためで、
そのままにしておくと味が落ちてしまうからだ。

現在では濾過技術の向上により、発酵を止めることができるようになった。
つまり瓶に入っているか樽(サーバー)に入っているかの違いに過ぎない。

ここで注意点。
うまいビールは炭酸ガスで適正な圧力をかける必要があるが、
生ビールの樽は栓を開けた時点からガスが抜けていき、
洗浄管理などがしっかりできていないと味が落ちてしまう。

はじめての店で生を飲むなら、注文が切れずに出ているかを確認。
それよりも、すぐに飲みきることができる瓶ビールを選ぶというのが居酒屋ファンの常識だ。

また生ビールは泡の分だけ量が少なくなる。
7:3の比率であれば500mlの中ジョッキでも350mlしか入ってない。
これは小瓶の334mlに近い。
容量500mlの中瓶と生中ジョッキ500mlがほぼ同じ料金なら、瓶ビールのほうお得。




<居酒屋ファン、呑兵衛が大喜びするサッポロ赤星>


サッポロラガービール。通称「赤星」。
1877年に誕生した、現存する日本最古のビールブランド。
スーパーには置いてないし広告も打たない。
国産ビールとしては珍しく熱処理をした味わいは生とは違い、
しっかりした深みとほどよい苦みが特徴。
居酒屋でも置いてるところは少ないので、見つけたら一度は飲んでおくべきだ。

サッポロ赤星とは.JPG




<居酒屋でひとり飲みを楽しく過ごすヒント>


もくもくと本を読んでいれば、隣客が話しかけてくる煩わしさもないし、退屈することもない。
短くて軽いエッセイ集なら肩もこらないし、適当なところでページを閉じても大丈夫だ。
呑兵衛の必読書4冊をあげておく。ポケットにつっこんで酒場に出かけよう。

散歩のとき何か食べたくなって 池波正太郎  昭和52年
酒肴酒 吉田健一 昭和49年
酒呑みの自己弁護 山口瞳 昭和48年
御馳走帖 内田 百閒(ひゃっけん) 昭和21年


散歩のとき何か食べたくなって (新潮文庫)

散歩のとき何か食べたくなって (新潮文庫)

  • 作者: 池波 正太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1981/10/27
  • メディア: 文庫



酒肴酒 (光文社文庫)

酒肴酒 (光文社文庫)

  • 作者: 吉田 健一
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2006/02/09
  • メディア: 文庫



酒呑みの自己弁護 (ちくま文庫)

酒呑みの自己弁護 (ちくま文庫)

  • 作者: 山口 瞳
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2010/10/08
  • メディア: 文庫



御馳走帖 (中公文庫)

御馳走帖 (中公文庫)

  • 作者: 内田 百けん
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1996/09/18
  • メディア: 文庫




<酒場文化の変遷を知る>


以下のフォトで人気の酒の変遷を。
現在は立ち飲み、センベロがブームだそうで。

人気の日本酒の変遷.JPG



センベロで、マニアック♪ 1983年大ヒットしたフラッシュダンスから。
いま聴いてもいい曲です。全米1位の大ヒット♪




Flashdance: Original Soundtrack From The Motion Picture

Flashdance: Original Soundtrack From The Motion Picture

  • アーティスト: Giorgio Moroder
  • 出版社/メーカー: Island / Mercury
  • 発売日: 1998/07/14
  • メディア: CD




(関連記事)
【居酒屋の戦後史/橋本健二/15年12月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2016-04-16

【居酒屋の誕生~江戸の呑みだおれ文化/飯野亮一/14年8月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2015-01-24

【ゼロから始める日本酒入門/君嶋哲史、野崎洋光/13年12月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2014-04-29

【宗達流 お酒歳時記/ラズウェル細木/15年12月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2016-03-29

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【なぜ酒豪は北と南に多いのか】~酒豪都道府県ベスト10 [酒]


なぜ酒豪は北と南に多いのか (日経プレミアシリーズ)

なぜ酒豪は北と南に多いのか (日経プレミアシリーズ)

  • 作者: 小林 明
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2016/08/09
  • メディア: 新書


【なぜ酒豪は北と南に多いのか/小林明/16年8月初版】


四国、九州、東北地方になぜ酒豪が多いのか?
それを科学的に証明できないのか?

面白い命題ですよね。すっきりと解決してます。

本書は日経電子版の「裏読みWAVE」という雑学コラムの書籍化第2弾。
酒だけじゃなくて、いろんな話題に切り込んでます。
カップ麺の味の好みの違いとか、ミネラルウォーターとか、カレーとか、アイスクリームとか。
読めば、「ほっほぉ~」と唸ります。


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まず酒豪が多い県、少ない県の不思議な法則について。

60対35対5。
この数字は何か?じつは酒豪、中間、下戸の比率だそうです。
日本人全体の60%は酒に強く、35%がそこそこ飲める、5%がまったく飲めない下戸。

この酒豪比率を都道府県別にまとめると以下です。
地図を見ると一目瞭然ですが、東北、北海道、九州、四国に酒豪が多く、
近畿、中部、中国に少ない。という勢力分布になる。

酒豪の多い都道府県.JPG



元筑波大の原田教授の研究によると、以下の酒豪比率になる。
アセトアルデヒド分解酵素は、遺伝子の型によって決まります。
この遺伝子の型を全国5000人以上調べ、酒豪型遺伝子の出現率を都道府県ごとに割り出した表。
秋田は酒豪が8割もいて、三重は4割しか酒豪がいない。もはや誤差の範囲ではない。

酒豪都道府県ベスト10.JPG


気づかれたと思いますが以下の分析と仮説になります。

・長い間日本の都がおかれていた、京都や奈良から離れているほど酒豪が多くなり、
京都や奈良に近いほど下戸が多くなる傾向がある。

・もともと日本人は酒が強い酒豪ばかりだったが、
中国大陸からやってきた渡来人によって、酒に弱い遺伝子が日本に持ち込まれた。



世界の酒豪型遺伝子について。
白人、黒人はほぼ100%。下戸はいない。
黄色人種は明らかに低く、日本は56%、中国59%、韓国72%と東アジアが低い。
ちなみにタイは90%、マレーシアは94%、フィリピン87%。

推測として、いまから3万年前に中国南部で突然遺伝子が変異して、酒に弱い下戸が生まれたのではないか。

DSC_0523.JPG


そして下戸の遺伝子を持った渡来人は、中央権力のあった近畿地方を目指し、
九州北部から瀬戸内、近畿、中部などに多く移り住んだ。

渡来人の移動ルートにあたる地域は下戸が増えた。
この移動ルートは、海上交通が発達していた瀬戸内が多かった。

逆にこの移動ルートから離れた北海道、東北、九州南部、四国南部には、
結果として下戸の遺伝子が入り込まず、酒豪が数多く残った。

DSC_0524.JPG


以下にその他の読書メモを。


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<ビールから苦みが消えていく>


業界に取材すると、苦みが少ない商品が増えていると。
若者を中心に消費者が苦みを敬遠しているそうだ。

ビール会社の役員曰く、少子化が進む中、大切に育てられたさいきんの若者は、
子どものころからジュースなど甘いものに慣れ親しんでおり、ピーマンなど苦い食材は、
無理に食べなくてもよいと許されることが多かった。苦みに慣れないまま大人になった。

社会に出てからも、かつては先輩と飲み会でビールの苦みに触れる機会があったが、
今では個人主義で、飲み会が減っていると。

苦み離れは日本だけでなく先進国共通だそうで。
ドイツでさえ、さいきんの若者は、ビールのレモネード割りとかコーラ割りを好むと。

ちなみにビール大手4社の主力商品の苦み表は以下。アサヒスーパードライを100の基準値としてます。

ビール商品別の苦み程度.JPG




<数百本に1本のラッキーエビス>


エビスの瓶ビールのラベルには数百本に1本の割合で、当たりが出回っている。
人呼んで「ラッキーエビス」。違いはタイが2匹いること。
とくに商品が出るわけではないが、ラッキーエビスにめぐりあえたら、
その人には素敵な幸運が訪れるらしい。

DSC_0526.JPG




<どん兵衛と赤いきつねの味の違い>


どん兵衛はつゆの味が3種類。赤いきつねは4種類。
赤いきつねのほうが、関西をより細かく分けている。

赤いきつねの味の境界線.JPG


どん兵衛のつゆの味境界線.JPG




<世界のカップヌードル味の違い>


日本のカップヌードルは日本市場以外では売ってない。
世界共通のカップヌードルは存在せず、各地域の市場ごとに合わせた風味の商品が存在してる。
ローカライズのお手本。世界のカップヌードルの味は以下。

世界のカップヌードル味一覧.JPG




<メキシコでマルちゃんの意味>


メキシコでは「Maruchan」という言葉が、
「速い」「すぐにできる」「簡単にできる」という意味の現地語として、立派に定着している。

早々に審議を打ち切った議会を、新聞が「議会がマルちゃんした」と報じたり、
サッカーのワールドカップでメキシコ代表の速攻戦法を、「マルちゃん作戦」と呼んだりしている。




メキシコ流離婚は罪なことさ♪
結婚した次の日はもう自由の身♪
うまくいく恋を見つけるのは難しい♪


ニコレッタ・ラーソンで「恋するメキシカン」♪
メキシコ式離婚はマルちゃんという歌なんですが、邦題は「恋するメキシカン」
当時メキシコは北米に比べたら、離婚手続きがものすごく簡単だったそうで。



愛しのニコレット

愛しのニコレット

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Music Japan =music=
  • 発売日: 2008/05/28
  • メディア: CD



(関連記事)
【居酒屋の戦後史/橋本健二/15年12月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2016-04-16

【居酒屋の誕生~江戸の呑みだおれ文化/飯野亮一/14年8月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2015-01-24

【ゼロから始める日本酒入門/君嶋哲史、野崎洋光/13年12月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2014-04-29

【ワイン一年生/小久保尊、山田コロ/15年12月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2016-05-21


鳥取地震びっくりしました。
緊急地震速報が、ぼくのスマホで初めて鳴った。
月額980円LTE3GBのOCN(格安SIM)でも鳴るんですね。知らなかった。
キャリアと契約してなくて、電話も050フォン(月額300円)なんですけど^^
スマホ費用は月額1300円で十分です。

高級ブランドって、欧州のメンドクサイ貴族の相手する手間賃が、価格にプラスされてます。
品質以上のコストが付加されてる。それを一般庶民が負担するのは愚の骨頂。

それと同じで、自分でスマホ設定できる人は、キャリアと契約する必要はない。
メンドクサイ情弱の相手するショップ店員コストが、価格にプラスされてる。
自分で設定できる手間のかからない人が、そういうコストを負担するのは理不尽です。


またね♪

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「阪急電車」を読んで「土佐鶴本醸辛口」を呑んだ。本当にうまかった。 [酒]


阪急電車 (幻冬舎文庫)

阪急電車 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/08/05
  • メディア: 文庫


「阪急電車」読みました。今さらですが^^
酒ではじまり、酒で終わった。ビールではじまり、日本酒で終わる本です。

主人公の征志とユキが、ラストで結ばれるシーンがあります。
そのときのキッカケが高知の酒「桂月」でした。以下のようなシーン。



誘いは電話でかけた。
「ちょっとしたツテで高知の「桂月」っていう日本酒が手に入ってんけど・・」
店に自前の酒を持ち込むわけにはいかない。呑むならどちらかの部屋ということになるだろう。
「えっ、「桂月」ってあの「桂月」!?」
ユキの食いつきはさすがだった。

というか、決して全国区でメジャーではないというその銘柄に反応したことがすごい。
「昔、大阪のどこかのお店で呑んだことがあって・・おいしかったなぁ」
味の記憶を反芻しているらしい。声がうっとりしている。
「高知県出身の人が呑み会のメンバーに混じってて勧められたの。
こんなの置いてるお店めったにないから呑んどきなって」

確かに普通の店で地酒として置いてある高知の酒は、
全国区選手になっている「土佐鶴」や「酔鯨」程度だ。

「それでそのときのその人の話がおもしろくて。
おいしい日本酒っていうのは基本的に水と米がいい土地じゃないと造れないんだって。
だからほら、銘酒どころって大体米どころと重なってるじゃない。新潟とか。
でも、高知って田舎だから水はいいとしても、お米はそんなに有名じゃないでしょ?」

確かに、高知で特別いい米が取れるという話は聞いたことがない。
「だから酒造で既に一歩不利なはずなのに、「土佐鶴」とか新酒鑑評会で金賞常連、
もう15回だか16回だか連続受賞してるうえに通算受賞回数も30回以上で全国ぶっちぎりなんだって。
不利なのに何でそれだけ強いと思う?」
「え、何でやろ。その分独特の技術を持ってるとか?」
「ハズレー。その人いわく、高知県民のお酒に対する意地汚さがハンデを撥ねのけてるんだって!」

確かに高知県には酒豪が多いという話はよく聞く。
女性でもどれほど嗜むのかと訊くと「ほんの少々」と返事をされ、それなら潰してちょっと、
などと助平心を起こすと一向に潰れる気配がなく、「少々」とは、「升々」をかけて、
「ほんの二升ほど」というオチだった



たしかいつも行く酒屋は「土佐鶴」と「司牡丹」おいてたな。「桂月」はなかったけど。
さっそく「土佐鶴」買いに行きました。小説も面白かったし、そこまで有川浩が推すなら飲んでみよう。
話のタネになる。

20160522_214231.jpg


「土佐鶴本醸辛口」ありました。一升瓶で税込み2200円ぐらい。
「司牡丹純米酒豊麗」は2250円ぐらい。50円差だったら純米酒にしようかな。
ま、いつも純米酒以上しか飲まんし、たまには本醸造でも飲んでみよう。
ワインなんかの四合瓶換算では800円相当。コノスルぐらいの価格レベルです。

コク・・・なんじゃこりゃ~めっちゃうまい!?
日本酒飲んで、「お、これは違うな」と思ったのは久しぶりです。
人生で3本の指に入る酒でした。

1本目。「紀伊国屋文左衛門」の荒走り。蓋が飛ぶほどフレッシュでリンゴ酒みたいだった。蔵元で入手。
2本目。「獺祭」の純米大吟醸 精米歩合は忘れました。これもフルーティさに衝撃。荒走りほどではない。
ま、いわゆる非日常な酒です。高価だったり蔵元に行かないと手に入らなかったり。
こういう酒は、晩酌で日常というわけにはいきません。

ふだんは何を飲んでるか。
1升紙パックの純米酒です。だいたい灘の大手酒造メーカー品が5~6種類ありますよね。
1000円強。よく飲んでるのは、セブンブランドの純米酒だけど。

ビールと等価(アルコール純分単価)なのは、日本酒だと一升で2500円ぐらいです。
2500円以下なら晩酌で飲んでもいい。なんかうまい酒は無いかなと。
セブンのはちょっとエグミを感じるので。


2008~2014年ごろまで日本酒バーに通ってました。だいたい月1回ぐらい。
そこで3杯飲み比べセットをいつも飲んでました。大吟醸、吟醸、純米の3種類。
たぶんその店で300種類ぐらいの日本酒は飲み比べました。
人生通算では400種類ぐらい飲んだかな。

じつはこれ多いようで少ない。
日本酒の銘柄数は2010年で4~5万種類あります。
日本酒バーに数年間月一回通っても、日本酒の99%は飲めてない。
だからぼくの知らない旨い酒は、たくさんあります。
基本といわれる旨い日本酒すらまだ飲めてない。



これまで本醸造酒は避けてました。
生半可の知識で、純米酒以上しか飲まなかった。
たしかにコメ不足の時は、醸造アルコールで量を増やしてたという歴史がある。

だけど今はコメ不足じゃない。味の調整(スッキリした風味に仕上げる)や、
製造過程で高度な技術として(発酵を止めたりする)醸造アルコールは用いられています。
ウイスキーのグレーンみたいなもんでしょう。味をまろやかに飲みやすくする。

ちなみにアル添率平均は、本醸造で24%、普通酒で43%ぐらい。
さすがに普通酒になると、コメの酒じゃない感がバリバリで、糖蜜との混成酒と呼ぶべきものかと。
とはいえ市場シェアは普通酒7割です。



「土佐鶴本醸辛口」が好きな人はどれくらいいるのか?
検索すると、共同通信の名物酒コラム「日本酒 津々浦々」の「酒蛙」氏が、
これ以上ない褒め言葉を贈ってました。
2400種類以上の日本酒評論書いてる人で、記念すべき「第一回コラム」
飲み飽きしない酒。そこに行き着くまでが長かった。
こうして行き着いたのが「土佐鶴 本醸辛口」。ラベルにうたっている通り辛口だ。
しかも、うまみと酸味のバランスが良く、癖が無い、芯(しん)のあるしっかりした酒。
常温で良し、ぬる燗(かん)で良し。
資源ごみに出すのを大儀がっていたら、部屋に土佐鶴の空き瓶がごっそりたまってしまった

なんか自分の気に入ったものを、絶賛してる人がいると、すごくうれしい。
そうかあ、この人も「土佐鶴本醸辛口」に行きついたのかぁと。
みなさんは、なにかお勧めの日本酒ありますか?一升瓶2500円以下で。手に入りやすいもの。
あればぜひご教示ください。<_ _>




今夜きみに会えるかな♪
ダウンタウンの電車の中で♪

この歌は85年のトム・ウエイツが原曲で、ボブ・シーガーとロッド・スチュワートがカヴァーしました。
ロッドのバージョンが有名です。変りダネでパティ・スマイス(ザ・ウォリアー♪の女の子)で。
あれ?エイス・ワンダー(ステイ・ウイズ・ミー)のパッツイ・ケンジットと混同してた^^




土佐鶴酒造 本醸造酒 本醸辛口 [ 日本酒 高知県 1.8L ]

土佐鶴酒造 本醸造酒 本醸辛口 [ 日本酒 高知県 1.8L ]

  • 出版社/メーカー: 土佐鶴酒造
  • メディア: 食品&飲料




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【ゼロから始める日本酒入門/君嶋哲史、野崎洋光/13年12月初版】
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【宗達流 お酒歳時記/ラズウェル細木/15年12月初版】
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【ほろ酔い文学事典/重金敦之/14年3月初版】
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【ワイン一年生/小久保尊、山田コロ/15年12月初版】
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【バーボン味比較】メーカーズマークvsジンビームブラックvsジェントルマンジャック
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【居酒屋の戦後史/橋本健二】読書メモと要約まとめ [酒]


居酒屋の戦後史 (祥伝社新書)

居酒屋の戦後史 (祥伝社新書)

  • 作者: 橋本 健二
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2015/12/02
  • メディア: 新書


【居酒屋の戦後史/橋本健二/15年12月初版】
みなさんには、思い出の酒はありますか?

高校時代友人宅で将来を語り合って飲んだチューハイ、
大学進学が決まってディスコで初めて飲んだモスコミュール、
おふくろの通夜に親父と飲んだビール、
帰省した息子と鍋をつつきながら飲んだ熱燗。

やっぱり家族や気楽な友人と飲む酒が一番うまい。
明るい未来のこととか、思い出を肴に飲む酒。

本書は居酒屋めぐりをライフワークとする、早稲田の人間科学教授が書いた本です。
酒好きには非常に興味深い。



『格差社会は酒文化を衰退させる。酒文化は長い歴史のなかで形成され守られてきた。
しかし酒文化は最終的なところでは酒の飲み手に支えられている。
酒の飲み手が減少すれば、衰退は避けられない。若い男性が酒を飲まなくなったことの影響は大きい。

酒は嗜好品だが、他の嗜好品と違うのは、さまざまな社会的機能を持っていることである。
酒は人々に安らぎを与える。人と人のつながりを作りだす。人々の集う場に彩を与える。
食文化を支え豊かにする。酒文化が失われれば、こうした社会的機能も失われる。
酒文化の危機は、社会の危機である。酒を楽しむことは人権の一部であることを提案したい。
すべての人に保障されるべき生活水準の範囲に、酒は含まれるべき。
誰でも酒を楽しむことのできる社会を。

酒税法の改革は避けて通れない。大衆酒であるビールへの過酷な重税はただちに改められるべき。
チューハイとして飲むのが主な用途である甲類焼酎の税率も、引き下げられるべきだ』



以下にその他の要約読書メモを。

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<チェーン居酒屋の歴史>
ビヤホールを含めた居酒屋チェーンを、ビジネスモデルとして確立した立役者としては、
以下の3人を挙げればいいだろう。

「ニュートーキョー」創業者の森新太郎(1937年創業)
「養老乃瀧」創業者の木下藤吉郎(本名矢満田富勝、1956年に1号店)
「天狗」創業者の飯田保(1969年創業)

とりわけ飯田の役割は大きかった。今あるチェーン居酒屋の原型を確立したのが「天狗」だったからだ。
飯田保は1926年日本橋の酒問屋の次男として生まれた。
長男の博は後継者となった。三男の勧は独立し、67年にスーパーのオーケーを設立。
末弟は62年にセコムを創業。世にいう飯田四兄弟である。

保は創業後トラブルにあう。当時は板前たちが一種のギルド社会に組み込まれ、
板前は外部から呼んでくるのが常識だった。ところが板前たちがいうことを聞かない。
そればかりか営業中に酒を飲み、肝心の料理が出てこなかったりする。

そこで保は板前制度を廃止し、自前の料理人を育成するとともに、
店内での調理作業を簡素化するためにセントラルキッチンを開設した。
セントラルキッチンは一部のメニューについてはすでに養老乃瀧でも採用されていたが、
これを全面的に取り入れることにしたのだ。・・・・以下長文のため略。




<新興居酒屋チェーンの系譜>
「天狗」と「養老乃瀧」は、ある時期まで居酒屋界の両横綱といわれたが、
1990年前後から新興のチェーン居酒屋が台頭し、やがて追い越されていく。
その起点は1973年に石井誠二が札幌で開店した小さな居酒屋にあった。
1942年生まれの石井が30歳の時「つぼ八」を開店する。店の面積が八坪だったからだ。

開店にあたり石井はターゲットを若いサラリーマンと女性に絞る。
赤ちょうちんとは一線を画し、北欧風をイメージしたレンガ造りのインテリアにした。
新鮮なものを格安で提供することを目指し、メニューは一律150円と決めた。
店は評判を呼び、店舗は順調に増え、1981年には50店を超えた。
イトマンと提携し全国進出を果たす。

その時期、つぼ八傘下に入った二人の若者がいた。
「ワタミ」創業者の渡邉美樹(1959年生)と、「モンテローザ」創業者の大神輝博(1950年生)である。
渡邉が経営するつぼ八は、他店に比べ格段に業績が良かった。
このことがほかのフランチャイジーの嫉妬と反感を買った。

石井はイトマンと意見が対立し追放される。
石井を追放した経営陣は、ワタミへの締め付けを強める。これ以上の出店を認めないと。
渡邉はつぼ八からの離脱を決め、1992年4月に「居食屋 和民」をオープンさせた。

大神は高卒後に上京し、歌舞伎町の高級クラブに勤めるが、
客の呼び込みで桁はずれの成績をあげて認められ、若くして総支配人となる。
のちに独立してパブレストラン「モンテローザ」を開業するが、経営に行き詰まり事業売却。
つぼ八の傘下に入った。しかし出店をめぐって本社と対立し、つぼ八の各店舗を「白木屋」に切り替える。
そして若い女性をターゲットにしぼり、カクテルのメニューを充実させて評判を呼んだ。
モンテローザのその後の成長はめざましく、2001年には1000店舗を達成。
その業態は35種類にも上る。




<終戦直後のヤミ市の酒>
ヤミ市での酒は、大部分がバクダン、カストリなどと呼ばれる密造酒だった。
バクダンというのは、燃料用アルコールを水で薄めたもので、メチルアルコールを含む場合があり、
これで命を落とした人も少なくない。
カストリは穀物や芋類などを発酵させたモロミを蒸留したもので、
焼酎のようなものだからメチル中毒の心配がなく、人気を博した。




<ホルモン語源>
内臓肉は捨てられるので、ホルモン料理の語源を「放るもん」だとする俗説がある。
これはあくまで俗説であり、1920年代にはホルモン料理と称する料理があり、
この名称は医学用語のホルモンに由来するものだった。
体に良いというイメージを喚起するために使われるようになったのである。

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<最初のボトルキープ>
野坂昭如がエッセイで、六本木の「コスモポリタン」が1957年に最初に始めたと書いていて、
これがしばしば引用されるが、ヤミ市時代からあった。

林忠彦の「カストリ時代」によると、当時の新橋界隈には、入り口が洋服屋で、
中に入ってカーテンを開けると酒場になっているという、二重構造の店が多かった。
その一軒に、酒をサイダーの瓶に入れて出し、酒が残ると名前を書いた紙の蓋をかぶせ、
次に来たときはこの残った瓶から飲み始めるという店があったとしている。




<ウイスキー階級社会>
高度成長時代、人々の心を占めたのは上昇志向だった。
欧米並みの豊かな暮らしを求めて人々は懸命に働いた。
「オールド」はそうした人々の意識とオーバーラップしていた。
若いころは「トリス」に親しみ、社会人になったら「レッド」、出世に合わせて「角瓶」、
そしてつねに消費者の憧れのブランドの先にあったのが「オールド」だった。
頂点にはスコッチウイスキ。

一昔前の自動車のような役割。富裕層はベンツ、その下はクラウン、セドリック。
管理職クラスはコロナやブルーバード、ふつうのサラリーマンはカローラやサニー。

人々の階級所属や社会的地位を表示する記号であった。




<ウイスキの国内消費>
80年代初めをピークに激減し、2000年代後半にはピーク時の5分の1以下にまで落ち込んだ。
豊かになった日本では、ウイスキにまとわりついていたオーラが失われた。
最近はハイボール人気で消費が増えているが、かつてのように社会構造の一部と化すほどの、
需要が復活することはあるまい。




<かつての日本酒級別>
1992年に廃止された日本酒の級別制度。
「清酒特級は品質優良、一級は品質佳良、二級は特級、一級に該当しないもの」と定めていた。
しかし二級は審査によって判断されたものではない。審査を受けなければすべて二級なのである。
審査を受けて特級となれば酒税は5倍、一級でも2.5倍になった。
だから小さな酒蔵は級別審査を受けず、酒を地元で安く売っていたのだ。




<杉玉(酒林)の起源>
70年代に入り地酒はマーケットを拡げる。
大きな役割を果たしたのは、酒卸の岡永がはじめた「日本名門酒会」。
立役者は岡永社長の飯田博。天狗チェーン創業者飯田保の兄。飯田四兄弟の一人。

販売促進のため、飯田博はさまざまな工夫をした。
専用の商品棚をつくって貸与したり、棚には酒林(杉玉)をくくりつけた。

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今でこそ、酒屋や日本酒を飲ませる店に酒林を掲げるのは珍しくないが、
これは日本名門酒会が始めたことだったのである。




<酒ジャーナリズムによる越乃寒梅や梅錦ブーム>
1975年ごろから始まった地酒ブームをさらに加速させたのは、酒に関する一連の出版物だった。
そのはじまりは稲垣眞美の「ほんものの日本酒選び」1977年である。

本書後半には「現代の名酒ベストテンを選ぶ」という名酒紹介がある。
東の横綱「越乃寒梅」、西の横綱「西の関」。
大関が「白鷹」「浦霞」「招徳」「梅錦」
関脇が「初孫」「賀茂泉」

これによって越乃寒梅の名酒としての地位は不動のものになった。




<変わる居酒屋の風景>
格差拡大が進行していた1990年代後半から、日本の居酒屋に異変が始まった。
高級とまではいかないが、客単価が5000円を超えるような居酒屋へ客が来なくなり、
どんどん閉店していった。

これに代わりかつては労働者や年金生活者、貧乏学生が集まっていた格安の居酒屋に、
スーツを着たサラリーマンやOLが集まるようになった。そして労働者の姿は消えていった。
サラリーマンやOLなど中間階級の人々は、小料理屋やレストランを敬遠して大衆酒場へ向かい、
労働者階級は姿を消す。

居酒屋の減少は著しい。2014年時点の全国の酒場ビヤホールの数は、
12万5281店。2004年は15万719店。わずか10年で17%も減っている。
残った居酒屋も経営難であることが多く、高齢化、後継者難となっている。
飲食サービス業事業主の38%が60歳以上、27%は70歳以上、後継者がいるのは15%。
今後については廃業したいとの回答が16%となった。




<低所得者にきつい酒税法>
低所得層が好む、発泡酒、その他発泡酒の販売価格に対する酒税負担率は30%前後。
発泡酒で1リットルあたり酒税は134円、その他発泡性酒類は80円。

高所得層の好むワインも1リットルあたり80円。
アルコール度数は2~3倍あるのに缶チューハイと同じ税率。
しかも価格は高いので税率は極端に低い。
1リットル1000円のワインで酒税負担率8%、1万円のワインなら0.8%、ロマネコンティなら・・・

ちなみに焼酎の酒税も安くない。25度の焼酎で1リットルあたり250円。
酒税は低所得であるほど税率が高く、典型的な逆進課税となっている。

⇒もうみんなアルパカ飲んだらいいんじゃないかな^^




赤ワイン いやな記憶を消してほしい♪
赤ワイン そばにいて一人にしないで♪
ぼくのブルーな心を♪


ワインは語るものではなく、酔うものですよね。
懐かしのUB40(第二次ブリティッシュインベージョン)で、レッドレッドワイン♪ 



ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・UB40 1980-2000

ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・UB40 1980-2000

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2000/11/29
  • メディア: CD



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【居酒屋の誕生~江戸の呑みだおれ文化/飯野亮一/14年8月初版】
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【ゼロから始める日本酒入門/君嶋哲史、野崎洋光/13年12月初版】
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【脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体/中野信子/14年1月初版】
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たまには居酒屋行かれてますか?
ぼくはなじみの居酒屋にアルパカ置いてもらって、いつも飲んでます。
「いくらで出したらいいですかね?」と相談されたので、1本1000円で大将とは話しつけました。
冷酒の2合瓶が600円だから、4合1000円だとちょっと安い。コスパがいいんですよね。安く酔える。

またね♪






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角ハイボールグラスを手に入れた⇒めっちゃ幸せ♪ [酒]


ある日気づきました。
日常生活にもぜいたくが必要ですよね。
それまで家にいるときは、ボロボロのジャージとヨレヨレのTシャツ。

服については、部屋着はおしゃれになりました。ユニクロのおかげです。
おしゃれなフリースが、1290円です。
しゃれたデザインの服を家で着てると、なんとなくハイソな気分。
ユニクロだけど。


酒を飲むコップも、ワインだったら脚付きの方がいい。
100円ショップに、けっこういいワイングラスが100円であります。
脚付きグラスでワインを飲むと、なにやら王侯貴族になった気がします。



で、ハイボールです。
ハイボールは好きで、なじみの居酒屋ではいつも飲んでます。
破壊力抜群のハイボールで、90ml(5セキ)入れてくれる。
もちろんサントリーの角です。

20151016_175942.jpg








やっぱりこのコップですよね。
今まで何杯飲んだ事でしょう。ほぼ毎週2008年ごろから飲んでます。
平均すると2杯/週は、なじみの居酒屋で同僚と飲んでる。

年間100杯、7年として700杯以上飲んでます。
700杯x90ml=63リットル=90本/角瓶ですか。

ほかの居酒屋でもハイボール飲んでるので、100本は角瓶空けてると思う。
なんかサントリーから褒めてもらいたい。



ふと思いました。家でも美味いハイボールが飲みたい。
ググると、サントリーグッズバーというのがあります。
サントリーのハイボールグラスは、税抜800円+送料です。
ちなみにアマゾンだと、本体990円+送料340円で合計1330円。


SUNTORY  角ハイジョッキ グラス 375ml

SUNTORY  角ハイジョッキ グラス 375ml

  • 出版社/メーカー: SUNTORY
  • メディア: ホーム&キッチン





ポチッとしようかずいぶん迷いましたが、ハイボールグラス1個に1330円は高い。
ものには適正価格というのがあります。



そうだ、なじみの居酒屋の大将に頼むと、送料は無料になるはずだ。
どうせ買うんだったら、なじみの店にカネ落としたい。
さっそく同僚さそって居酒屋に行きました。

(ぼく)
「大将、お願いがあるんやけど」
「このグラス欲しい。新品を安く譲ってくれへん?家でもこれで飲みたい」
「自分で買おう思たら送料込だと1330円もする。高かったんですわ」
「本体価格ぐらいで欲しい」

(大将)
「いやぁ、いつも世話になってるから、タダで差し上げますよ」
「仕入れ先の酒屋さんからは、タダでもらってるんで」
「でもね、キリンのビールジョッキは、言うたらすぐにくれるけど」
「ハイボールのジョッキは渋って、なかなかくれへん」
「そうかぁ結構な値つけて、売ってはるんですなぁ」


やっぱりタダでもらうのは悪かったんで、おつりはいりません!
と500円ぐらい大目に払いました。というわけで500円ぐらいで入手しました。
たぶん次いったら、500円ぐらいのアテをサービスしてくれると思う。

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じゃ~ん、やっぱこのコップですよね。せっかくなんでレモンも買いました。
ちなみに容量は375ml。



20151019_193525.jpg

公式サイトのレシピでは、黄色のマークの下のラインまで入れるそうです。
米の計量カップ(酒の計量でいつも使ってる)で計ると、45mlでした。



20151019_193640.jpg

一応レシピ通り。飲んでみると相当に薄い。
アルコール純分は45mlx40%=18mlです。
日本酒でいうと0.7合、ビールでいうと350ml缶1本程度のアルコール純分。



20151019_193800.jpg

薄いのでレモンを足してみた。レモンの味が薄さをカバー。
あるショットバーのマスター曰く、
「酒の味を感じさせないのがカクテル」
ぼくの好きな、ウイスキの甘さを感じるハイボールは邪道なのかな。



キングストントリオで、スコッチ&ソーダ♪



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エギナ島のピスタチオとスパルタスロン [酒]


このまえ、次男と一緒に行ったショットバーで出たギリシャの豆。
かれこれ10年以上通ってるショットバーです。
マスターが同年代で「まじめ」で感じがいい。酒も美味いし。

DSC_0124.JPG








ふつうのピスタチオは緑色だけど、
ギリシャ・エギナ島のピスタチオは、赤色でめずらしいとのこと。


マスターが3年連続でギリシャに行ってきたそうで、
財政危機とか言われてるわりには、ギリシャの人々は通常営業だったそうです。


なんでギリシャに行ってきたかというと、
「スパルタスロン」に出場するため。毎年9月に行われてると。


アテネ-スパルタ間の246kmを、36時間以内にゴールするという、
ちょっと信じられないような、過酷なマラソンです。
参加資格も厳しくて、たとえば100km以上のマラソンを、
10時間30分以内で走ったことがあるとか。

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だいたい300人ぐらいが走って、ギリシャ中の人々が沿道で応援してくれるそうです。


あともう少しだ、がんばれ!と応援してくれるそうですが、
「あともう少しといっても、50km以上残ってて・・・
まぁたしかに8割がたは終わってるんですが(苦笑)」



スパルタスロン参加者用のペンをもらいました。
息子はギリシャ哲学が好きなので、
「めっちゃうれしい」と、大喜びしてました。

20151015212115.jpg

息子の喜ぶ顔が見れてよかった。マスター、貴重なものをありがとう!
それから完走おめでとうございました。

https://www.facebook.com/BarDioNile




数年に1度、目(耳)が釘付けになるミュージシャンがいます。
前回はマムフォード&サンズのデビュー作でした。
ということは4~5年ぶりに感動した新人ということか(2012年デビュー)。

今日晩めしの時に、音楽チャンネル見てて時間が止まった。
ディランの再来といわれてるJAKE BUGGで「BOKEN」♪



Jake Bugg

Jake Bugg

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mercury
  • 発売日: 2012/10/11
  • メディア: CD



関連記事:
モヒートが終われば、夏も終わる
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2015-09-12






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モヒートが終われば、夏も終わる [酒]

なじみのショットバーのモヒートは、今週(9月12日)で終わりだそうです。
だいたい5月~9月ぐらい。例年はお彼岸までやってるそうですが、
今年は暑くないのでもう終わりだと。夏が終わればモヒートも終わる。


DSC_0086.JPG








ミントが自家製なので、自生するシーズンだけメニューにしてる。
ミントをすりこぎ棒でつぶして、さいごは手でパンと叩いたミントを上に乗せる。
ミントは叩くと香りがいいそうです。



飲み仲間が、部署を変わるという事で飲みました。
忙しくなるので、今までみたいに飲みに行かれへんなぁと。

この日はサシで飲むのが久しぶりだったので、3軒ハシゴしました。
1軒目は、めずらしい「茜霧島」があった。めっちゃフルーティやった。


20150909_183601.jpg


一緒に飲んだ飲み仲間は、最近テレビに出たそうです。
犬に関する特集があって、取材が家に来て。

取材に来るのは、テレビ局というより下請けの製作会社。
最近はカメラも小型化して、むかしのハンディカメラぐらいのサイズだったと。


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飲み仲間は、ある種の犬の大会にずっと出てる愛犬家です。
取材は、テレビ局⇒犬の先生に問い合わせ⇒彼の家族がいいと紹介。
飲み仲間は犬の先生とは、「愛犬の躾」を通して知り合ったと。

ルックスもよく人当たりもいいし、弁舌もそれなりに爽やかなので、
テレビ局から問い合わせがあった先生も、彼を取材対象として紹介したのでしょう。

彼は「大型犬は、躾がしっかりできない人は飼うべきではない」
「犬の世話がしっかりできる人以外は、犬を飼う資格はない」
ということを訴えたそうですが、そういう本音の部分は、すべてカットされたそうです。


夏が終われば、モヒートが終わるように、
人との関係や距離感も、さまざまな事情で移り変わっていく。

「刹那(今この瞬間)を大事に生きろ」と釈迦は言いましたが、実践できてるかなぁ・・・
意味合いとしては、いま目の前にいる人を大切に遇しなさい、ということでしょうが。
みなさんは、いかがですか?


夏はここにある♪
人生には夏が必要さ♪

J.T.でSummer’s Here♪




ダディーズ・スマイル(紙ジャケット・生産数限定)

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  • 出版社/メーカー: ヴィヴィド・サウンド
  • 発売日: 2013/10/16
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ヨーカドーのビール「ベルモルト・ホワイト」が美味い [酒]

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このビール美味いです。
ふだんビールはバラ買いしますが、何度か1本買いして飽きなかったので、
めずらしく6本買いしました。

ベルモルトは大麦リキュール入ってるので、第3のビール扱いです。税込99円。

ベルギービールを洋食屋で飲むと、ほとんど発泡酒表示になってます。
麦以外のものが入ってるので、日本の基準ではビールにならないのか。

ベルモルトは4種類出てますが、黒とホワイトが好きです。
糖質オフはイマイチ。スタンダードは平均的。
ただし世間一般では、スタンダードもそれなりに評価されてます。
プレモルとエビスの間にポジショニングされてる。

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ヨーカドーにいつもの黒を買いに行くと、夏だからかホワイトに変わってました。
黒もホワイトも美味いので、オールシーズン両方置いて欲しいです。
スタンダードと糖質オフは、べつに置かなくていい。

むかし伊丹の小西酒造でベルギービールを飲みました。飲み比べセット。
そのときオレンジの味がするビールを初めて飲んで、以来その味を探し求めてましたが、
200円以下では見つからないんですよ。基本的にベルギービールは高い。

で、この前ヨーカドーでベルモルトのホワイトを発見。価格は税込99円。
コリアンダー(セリ)やオレンジピールも入ってる。
小西酒造のベルギービールの味に近いのか。

いや期待しちゃだめだ。
サッポロのホワイトベルグがコリアンダー&オレンジピール入りなのに、
オレンジっぽくなかった。セリの味がきつい。ホワイトベルグは僕の口に合わなかった。
(体調or不良品かもしれないので2回飲みました)

20150801_184813.jpg

ベルモルトはオレンジピールのニュアンスが強い。
まるでみかんビールみたいです。
フルーティでスムース。帰省中の息子に飲ますと、
アサヒスーパードライより飲みやすいと。

冬になっても黒に入れ替えなんてしてほしくない。
もうほかのビールはいらないので、ベルモルトの黒か白があればいい。


マイコーでBlack or White♪  
キレッキレのダンス。あいかわらずヒーヒー言ってます^^




デンジャラス

デンジャラス

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2001/10/31
  • メディア: CD



関連記事:
【ビールの図鑑/日本ビール文化協会、日本ビアジャーナリスト協会監修/13年5月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2013-08-03

山崎12年vs余市1​2年vsマッカラン1​2年の比較
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【バーボン味比較】メーカーズマークvsジンビームブラックvsジェントルマンジャック
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みんなバーに帰る/パトリック・デウィット~ジェムソンの味について [酒]



みんなバーに帰る

みんなバーに帰る

  • 作者: パトリック・デウィット
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2015/01/29
  • メディア: 単行本


【みんなバーに帰る/パトリック・デウィット/15年1月初版】
よく考えたら正月以来の小説。
いかんなぁ。読書ブログといいながら、ほとんど小説を読んでない。
脳関連本を読むと、小説が一番頭にいいとか。

ま、そりゃそうですよね。フィクションだし自由なフォーマットだから創造性に溢れてる。
それを読むとやっぱり刺激される。とくに日本語は自由度が高いし。

カッコイイ表紙でしょ。

DSC_0607.JPG

高校のころから、こういう酒がらみのハードボイルド※ものが好きでした。
チャンドラーの短編とか読んで、酒やタバコに憧れたし、
片岡義男読んで、バイクが好きになった^^;

※『ハードボイルド:黄身までしっかりと固くなった「堅ゆで卵」をあらわす言葉である。
文学で、感情を交えず、客観的な態度・文体で対象を描写しようとする手法。
感情や状況に流されず、軟弱、妥協を嫌う生き様や、それを描いた小説のジャンルのことを指す。
トレンチコート、煙草にバーボンといった記号的な表現にも使われる。』



本書、じつはハードボイルドじゃなかった。
ハードボイルドってどうなんでしょうね。
大人を夢見る高校生が読むと、カッコイイと思うかもしれないけど。

舞台は現代のロサンジェルス。ハリウッドの場末にある一軒のバーで、
その店に出入りするアル中やジャンキーの生態が克明に描写されてます。

この本はデビュー作で、執筆当時作者はハリウッドのバーで実際に働いていました。
なんか不思議な構成です。本の半分以上は1p~数pの短編集です。
いろんな客のいろんなエピソードが書かれてる。
アルコールとドラッグに蝕まれた人たちの無残な醜態です。

主人公(二人称の君と呼ばれる)は、3つのフロアを持つ大きめのバーで働く補助スタッフ。
正規のバーテンダーに昇格しようとする意欲はない。
仕事にかこつけて夜ごと大酒を飲み、アスピリンを貪り食う。

本の半分ぐらいで、奥さんが家を出る。
その後主人公はタガがはずれて、酒、クスリの摂取量が増え、
ロクデモない女と次々に関係し、重度のクラック中毒者にも心配されるほど体調を崩す。

物語終盤にかけて、主人公はあることを思いつく。
その計画はうまくいくのか。



この本読んで思ったこと。

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ジェムソンってそんなにうまいか?

主人公はバーにおいてある45種類のウイスキーを、一晩に一種ずつ試飲する。
すべて飲み終える頃には文字通り味得する。
客に個人的におすすめの酒は何か?と聞かれると
「ジョン・ジェムソンがいいですね。あのアイリッシュウイスキーは最高だ」と答える。

さっそく買いました。アイリッシュウイスキーはタラモアデューしか買ったことなかったので。
量販酒店で1600円だった。

DSC_0604.JPG

ジェムソンがなんで美味いかは表現されてません。なぜジェムソンなのか?
ここからは個人的な推測なんですが、

①アメリカ人は端麗なスコッチが好き。
ブレンドスタンダードクラスだとJ&Bレア、シングルモルト12年ものだとグレンフィディック。
アメリカで人気があるのはこのへんの銘柄です。前に読んだウイスキー図鑑に書いてあった。
もちろん自分でも1本買ってむかし飲んでみた。薄かったです。
コーヒーもアメリカンが好きだし、なんでしょう。何でも大量に摂取するから薄味がいいのかも^^
で、ジェムソンはピート香がついてないので、たぶん一番水に近い味。タラモアはもっと濃かった。

②ストレートで飲んで喉への刺激が少ない。
これが大きいかも。12年物以上は喉への焼けるような刺激が少ない。しかし高い。
ブレンディッドスコッチのスタンダードクラスを一通り試しましたが、刺激のないものはほぼなかった。
ストレートで飲んで喉への刺激を回避しようとすると、12年物以上、高い金を払わないといけない。
ピート香はないけど、スタンダードクラスではジェムソンが一番喉への刺激が少ないと思う。
イコール、コスパが一番いい。

次に刺激が少ないのは、たぶんティーチャーズかな。
あれはあのプリンの味でごまかされてるのかも^^

で、結局ストレート派は、12年物以上を買うことになる。
1~2年前は、マッカラン12年が3300円だったけど今は4500円。
山崎12年は6000円だったけど12000円。余市12年も同じような感じ。
というか山崎&余市の12年物は売り切れ状態。

マッサンブームか何か知らんけど、ちょっと異常な状況です。
まともな価格じゃありません。

今まともな価格(3000円以下)で、ストレートで喉への刺激なしで飲めるのは、
ブランデーだけどカミュVSOP3000円、
ジョニ黒2500円⇒安定の価格と味。イチオシ。
グレンリベット12年2500円
バーボンだけどメーカーズマーク2200円

そういえば日経ビジネスに、サントリーの新浪社長のインタビュがのってて、
・原料不足(ウイスキ不況のとき生産してなかった)で山崎がない。
・顧客第一主義ならサントリーの社員は山崎を飲むべきじゃない。新浪氏も我慢してる。
・新浪氏は山崎を遠慮してメーカーズマークを飲んでる。
とのことでした。

バーボン(スコッチの半分くらいの年数で熟成する)も、
金出してプレミアものを飲むとストレートで飲めるのですが、

(たとえばこんなの。前に店のおごりで飲んだ)

DSC_0461.JPG

2500円以下のスタンダードクラスのバーボンでストレートで飲めるのは、
メーカーズマークしか思いつかない。
ジャックダニエルは1700円だけど、ロックじゃないと飲めたもんじゃないし・・・
(今度ジェントルマンジャックとジンビームブラックとMMの比較記事書きたい)

他に何かあるかな?酒好きで詳しい人いらっしゃったら、教えてください。



テデスキ・トラックス・バンドでウイスキー・レッグス♪
この前クラプトン主催の、クロスロードギターフェスを音楽チャンネルでぼーっと見てたら、
めちゃうまギタリストがいました。これは誰や?
クロスロードの大御所ギタリスト連の中でも、一人だけ別格やないか。。

調べると「現代の3大ギタリスト」と言われる、デレク・トラックス。
さっそくツタヤで借りると、これがコテコテのサザンロックでした。
マーシャルタッカーバンドみたいなフルートが入ったり、
なんせ大所帯です。古き良きサザンロックバンド♪

ツインギターの掛け合いは夫婦でやってます。


デレクのスライドギターソロ♪横の美人vo&gが奥さんのテデスキです。




Made Up Mind

Made Up Mind

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Masterworks
  • 発売日: 2013/08/20
  • メディア: CD



関連記事:
【山崎12年vs余市1​2年vsマッカラン1​2年の比較】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2014-07-01

【ウイスキーと私/竹鶴政孝/14年8月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2014-12-20


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男と女のワイン術~フルボディとは何か? [酒]



男と女のワイン術 (日経プレミアシリーズ)

男と女のワイン術 (日経プレミアシリーズ)

  • 作者: 伊藤 博之
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2015/01/14
  • メディア: 新書


【男と女のワイン術/伊藤博之、柴田さなえ/15年1月初版】
本屋でビジネス書の1位になってました。
売れてますね。酒の本がビジネス書というのもなんですが、ワインはそういう位置づけなんでしょう。

この本のターゲット層は、平日自宅で1000円前後のワインを飲み、たまに接待でワインを選ぶ立場になる人。
ワインは好きだけど、自分の好きなワインの味わいをどう表現したらいいかわからず、
選べと言われると困ってしまうレベルの人。

みなさんはいかがでしょうか?

むかし元ワイン事業部にいた人に聞いた話では、ワインは日本で毎年3億本売れていると。
この本によると、2012年の日本人一人当たりワイン消費量が2.57リットル/年だと。
ワインは6年連続で伸びてるそうです。
一人3.5本/年として、だいたい4億本ですか。ちょっと増えてるのかも。
今はコンビニでもうま安ワインがバンバン売られてますしね。

ぼくのワイン消費量は5本/月ぐらいなので、60本/年ぐらいです。買ってるワインは500~1000円/本。
アルパカ(500円)、コノスル(650円)をメインに飲んで、
奮発する時はパーカーポイントを毎年90点前後叩きだすエヴォディア(1000円)。
清水の舞台から飛び降りて2500円ぐらいのシャブリです。

基本的にアルコール単価がビールを超えないようにしています。
ビールと等価になるのは、14度の酒&ワインの4合瓶で1000円、25度の焼酎の4合瓶で2000円、
40度のウイスキの4合瓶で3200円です。
ウイスキは開封後数年おいても大丈夫なので、単価が2倍になる山崎12年6400円を買ってもいいと思います。
だけど2日で飲まないといけないワインに、単価が2倍の2000円を出すのは、贅沢を感じてしまう。
結局コスパを考えると、アルパカが一番という結論になってしまうんですよねぇ。。

貧乏性の人間は、ワインを飲んだらダメなのかも^^

以下に読書メモを。






<ワインの味わい4つの要素まとめ>
①果実味とは、口に含んだ瞬間の口中に広がる味わいを指す。
対極にある味わいは辛さである。果実味は育った環境で強弱が決まる。
果実味が強いのは新世界。弱いのは北ヨーロッパのワイン。

②ワインで辛口とは果実味の対極にある味わい。白ワインを表現する時に多く使われる。
辛口ワインが生まれるのは涼しい地域。

③酸味はワインの最も特徴的な味わい。甘みが強いと酸味が弱く感じる。
果実味タイプのワインを飲むと酸味を感じにくい。
酸の鋭さとまろやかさが拮抗するのが、仏ブルゴーニュ南部マコネー地区で、マコンというワインが造られる。
⇒本書では白ワインの中間値的な味わいがマコンとなっています。
ざっくりいうとこれより北側は辛口で、南側が果実味だそうで。
ウイスキーのアイラで言うと、ボウモアみたいなものか。

④渋味は価格と品種がポイント。価格が高いワインのほうが渋味を感じやすい。
渋味が強いのがカベルネソーヴィニヨン、中間がメルロー、弱いのがピノノワール。
ピノノワールは酸味が強い



<高いワインはなぜ高いか?>
①畑の単位面積あたりの収穫量の違い。高級ワインとテーブルワインの収穫量は3倍違う。
高級ワインは剪定している。

②樹齢。高級ワインの樹齢は40年以上。高齢の樹は根が地中深い。
土壌からさまざまな養分を吸い上げる。
ただし樹齢50年を超えると実が付きにくくなり植え替える。平均樹齢40年を保つ管理も大変。



<テイスティングとは>
中世の貴族社会の習わし。最初の一口は毒見のためにホストが飲んだことが起源。
現代においては必要か?との声も聞かれる。
スマートなやり方として、香りを嗅ぐだけ(人をまたせないし、ツウっぽい)という方法もある。



<ワインは誰が注ぐか?>
男性の役割。女性に注がしてはならない。
ワインには女性が注いだら幸せになれないとの言い伝えがある。
ソムリエがいる店ではソムリエにまかす。とくにグランメゾンはソムリエ以外がボトルにふれるのはNG。



<マリアージュ>理由等の詳細は本書にて。
定番は、リースリングと天ぷら、カベルネソーヴィニヨンとステーキ、甘口ワインとフォアグラ。
・もつ煮込に芋焼酎のように、くせのあるものには強い風味のワインを合わせる。
・豚のソテーには白、焼き肉のたれなら軽い赤、基本は料理の色に合わす。
・レタスにオイルドレッシングは白、ホウレンソウは軽めの赤、しゃぶしゃぶは白、すきやきは濃い赤。
・白カビチーズは白、色のついたチーズは赤ワイン。
・焼き鳥の塩は白、タレは赤。
・枝豆、ポテトサラダ、きゅうりの漬物は白、ただしきゅうりの古漬けは辛口赤。



<うま安ワイン>
「五大シャトーのラフィットが、チリで造るカベルネ」の「ロス・ヴァスコス」という赤ワインはうま安。
どっしりしながらもぶどうの味がしっかりしていて、初心者が飲んでもうまくて飲みやすい。
市場価格は小売で1500円前後、レストランでも3500円程度。

⇒どこかで見かけたと思ったら、ヨーカドーで1382円税込で売ってました。で、買いました。

DSC_0569.JPG

渋みを得ようとすれば1000円前後ではしんどいですが、これはガツンと渋みがあります。
たしかにこの価格帯で、渋みと甘みのバランスがある物はないです。お買い得です。
ただ渋みは好き嫌いがあるので、まろやかさを好む人は(とくに女性)は、エヴォディアがいいかも。



<ミディアムボディ、フルボディとは何か?>
ボディのポイントは「うま味」。高級ワインには含まれている。
口に含んですぐに弾ける果実味に加えて、酸味、渋みなどの味の総量がボディ。

フルボディは渋みと果実味が爆発的に弾けるワインや、
一見頼りないようでいつまでも余韻が続くタイプも該当する。


ベンフォールズファイブでスポーツ&ワイン♪ 
ギターレストリオ(ds,b,p)なんで、相当ベース歪ませてます。渋みがある^^



ロス ヴァスコス カベルネ・ソーヴィニヨン

ロス ヴァスコス カベルネ・ソーヴィニヨン

  • 出版社/メーカー: サントリー
  • メディア: 食品&飲料



2012年はパーカーポイント90点(傑出)だったような・・

■ボデガス サン アレハンドロ エヴォディア[2012] BODEGAS SAN ALEJANDRO evodia [2012]

■ボデガス サン アレハンドロ エヴォディア[2012] BODEGAS SAN ALEJANDRO evodia [2012]

  • 出版社/メーカー: オンラインワインストアWassy's
  • メディア:









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「酒のほそ道」より~おせちとお屠蘇の由来、三大珍味について [酒]


『酒のほそ道』宗達流 日本酒入門

『酒のほそ道』宗達流 日本酒入門

  • 作者: ラズウェル 細木
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 2014/09/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


【酒のほそ道 宗達流日本酒入門/ラズウェル細木/14年9月初版】
ラズウェル細木好きなんですよね。「酒のほそ道」は5年ほど前まで全巻読んでました。

さて本年最後の記事です。今年も大変お世話になりました。
新年も何卒ご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。<_ _>

で、今回は時節柄「おせち」や「お屠蘇」についてのメモを本書から。



まず「おせち」とは何か?
宮中の「節会(せちえ)」という行事に供される料理が発祥だそうです。おそらく「せちえ」に「お」をつけて短縮した女房言葉。それが武家に取り入れられて、縁起物としてのいわれが付いて、現在のような形になってきたという。



次に「お屠蘇(とそ)」とは何か。
屠蘇っていうのは新年に飲む酒の事ではありません。酒に数種類の薬草を粉末にした屠蘇散というものを入れて、年のはじめに健康を祝って家族全員で飲むものです。お屠蘇は三国志の時代、医者が曹操に飲ませるために調合した風邪薬が起源。それが平安時代に日本に伝わり、元旦の宮中行事で飲まれるようになり、江戸時代になって一般にも定着したという。屠蘇散には胃腸や風邪に効くと言われる漢方の生薬が使われていて、元旦に飲むと、邪気を払い1年間健康に過ごせるそうです。

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さらに伝統的なおせちのいわれについて。
「知ってるよ、おばあちゃんが教えてくれた。」という人は少なくなってきたかも。

田作り:かたくちいわしの稚魚を干したもの。田畑の肥料にすることから豊作を祝う縁起物

エビ:腰が曲がるまで長生きするように。

昆布まき:よろこぶ。

紅白かまぼこ:形から初日の出を意味し、縁起のいい色とされる。

ブリ照り焼き:ブリは成長するごとに名前が変わる出世魚。

栗きんとん:栗は勝利を祈念する縁起物。きんときの黄金色は財宝を表す。

黒豆:まめ(健康)に暮らすことを願う縁起物。

数の子:ニシンの卵。ひと腹にたくさんの卵を持つことから、子孫繁栄を願う縁起物。

れんこん:穴が開いていることから、見通しが明るいという縁起物。

ところでおせち料理には断然日本酒が合います。なぜか?おせちは保存食だから味付けが濃い。その濃い目の味を日本酒はしっかり受け止めてくれるから。

たしかに和食のすっぱい酢の物なんかは、白ワインでは合わない場合があるけど、日本酒なら、すっぱさが立ちどころに消えます。このまえ魚の酢漬け食べてた時に感じました。

燗酒の温度と特徴は以下。

(クリックで拡大↓)
DSC_0490.JPG



ついでに三大珍味について。
まず世界の三大珍味はキャビア、トリュフ、フォアグラ。
中国の三大珍味は、ふかひれ、ツバメの巣、干しアワビ。

日本の三大珍味は何か。

徳川将軍家の三大珍味と言われたもの。福井藩から献上された「ウニ」、尾張徳川から献上された「このわた」、長崎奉行を通して贈られた「からすみ」とのこと。

ちなみにこのわた(海鼠腸)とは、漢字のとおりナマコの腸です。日本近海には200種類のナマコがいて、食用になるのは、マナマコやキンコの数種類。「このわた」はマナマコの腸を塩漬けにしたもの。腸の内部をしごいて掃除する必要がありますが、砂と一緒に内側の粘膜まで出してしまうと風味が損なわれてしまう。とてもつくるのが難しいそうです。

からすみは台湾や長崎土産で有名ですが、ボラの卵巣の加工品です。取り出した卵巣を洗浄、血抜き、塩漬けし、その塩を抜いたのち乾燥させれば完成です。



美味なるものと、旨い燗酒でゆったりとした正月を迎えたいです。皆様にも素晴らしい一年となるよう祈念致します。

この時期の定番ソングですが、クール&ザギャングでセレブレーション♪ 良いお年を。




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ウイスキーと私/竹鶴政孝~マッサン本人による自叙伝 [酒]



ウイスキーと私

ウイスキーと私

  • 作者: 竹鶴 政孝
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2014/08/27
  • メディア: 単行本


【ウイスキーと私/竹鶴政孝/14年8月初版】
ウイスキーが好きです。とくにスコッチはブレンドスタンダードを10種類以上、12年物をブレンド、シングルモルト合わせて10種類以上、家でストレートで飲んで味を覚えました。基本を一通り飲んで思ったことは、世界のスコッチの12年物のシングルモルトでは、山崎、余市、マッカランの順に旨いということでした(個人的意見)。山崎、余市はマッカランの1.5倍の価格というのが難点ですが。

ウイスキーの本も図書館で何冊も借りて読みましたが、基本中の基本の本書を読んでませんでした。で、まったく知らなかったのは、マッサン(竹鶴政孝)が山崎と余市を作ったという事。

たぶん世界で一番旨いウイスキーの、基礎を作った人の自伝です。日経の「私の履歴書」を基に、1972年ニッカが発行した単行本「私とウイスキー」(非売品)をNHK出版が改訂復刻し、新たに数名の巻末寄稿を加えた一冊です。

日露戦争後、日英同盟の時代、日本では誰もウイスキーの作り方を知りません。現大阪大学の醸造科を出て摂津酒造に入社し、社命で単身イギリスへ留学し、現地で現場作業、大学で理論を学びながら、ウイスキーの作り方を学びます。

夜はその日に習ったこと、見たこと、感じたことをその日のうちにノートに字と絵で書き留めていったそうです。このノートが、帰国後、京都の山崎工場で本格ウイスキーを作り始めるとき、大活躍したと。

リタとのロマンスもあり、非常に面白い一冊になっています。以下に読書メモを。

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<池田元総理の先輩>
10歳の時、日露戦争が始まった。中学は今は竹原市に編入された忠海の中学に入った。3年生から寮に入った。昔の中学の上下の規律は軍隊に近い厳しいもので、寮はその縮図でもあった。下級生は上級生の身の回りの世話係でもあった。その下級生の中に元総理の池田勇人氏がいて、私の蒲団のあげおろしをしてくれていたのもなつかしい。

大蔵省から政界に進んだ池田さんと私の友情は、なくなられるまで続いた。英国のヒューム副首相が来日したとき、「50年前、頭のよい日本の青年がやってきて、1本の万年筆とノートで、英国のドル箱のウイスキーづくりの秘密を盗んでいった」と池田さんに言った話は一時有名になった。

IMF総会の時、「こんな国際的なパーティで、スコッチは1本も使うな」と命令し、国産ウイスキーを指定したのも池田さんだった。




<ウイスキーのつくりかた>
まず大麦に水分を与える。大麦は水を吸うとまるまると太り、芽と根を出してみずみずしい精気をあたりいっぱいに発散させる。約1週間で発芽をとめ、乾燥塔内でピート(草炭)の煙にいぶされる。ピートの煙は床に刻まれた細いすきまを通り、麦の一粒一粒のシンのそこにまで移り香をしみこませる。

麦はピートの移り香を吸い、ウイスキー独特の香りを早くもここで身につける。ピートで十分に乾燥した麦を粉にし、湯水を加えて撹拌すると、ジアスターゼの作用によって、デンプンが麦芽糖という糖分に変身する。これを濾過し、冷やして酵母に入れると、醗酵によって甘い麦芽糖が辛いアルコールになる。

これを昔ながらの素朴で、優雅な形をした単式蒸留機で繰り返し蒸留すると無色で透明な原液になる。これを樽に詰めて貯蔵すると、その間にコクと色を増し、ウイスキーの原酒となる。(↓クリックで拡大)
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<ウイスキーの歴史>
ウイスキーは遠い昔からあった酒ではない。今のウイスキーのように琥珀色をしたピートのこげくさい香りのついた酒となったのは300年前とか、400年前とかいわれている。酒の中では比較的に新しい。その頃のウイスキーはモルトウイスキーと呼ばれ、ハイランド地方で単式蒸留機を使って蒸留した原酒を、樽に入れて塾生させてつくったものである。香りや味はよかったが、重くて飲み飽きるきらいがあり、万人向けではなかった。

1826年になって連続蒸留機が発明され、グレンウイスキーの工場が1820年~1860年までローランド地方にたくさんできた。1860年にグレンウイスキーとハイランドのモルトをブレンドしてみたら、これまでにない飲みよいウイスキーとなった。

ブレンディッドウイスキーができてウイスキーは飲みやすくなり、全イギリスの人や、世界の人びとの間にウイスキーが愛好されるようになった。今我々が飲んでいるブレンディッドウイスキーは、まだ150年の歴史しかない。




<禁酒法の背景>
もともとアメリカの酒造業はドイツ系の市民が多かった。そのため第一次大戦中のドイツへの反感がそのまま酒造業者への圧迫となって現れたといわれている。そして酒の原料に穀物をつぶすのはけしからんという、農産物節約の趣旨にうながされて議会を通過したのが禁酒法である。








<サントリーへの入社経緯>
現大阪大学の醸造科を出て摂津酒造へ入社、日本初の本格スコッチウイスキーをつくるべくイギリスに留学。帰社後は会社の景気が悪くなって、資金難から役員会でウイスキーづくりは棚上げされた。ウイスキーをつくらないのに高禄(月給150円)は社長に申し訳なく退社。夫婦で学校の先生をしていた。その時業績のよかった現サントリーの鳥井氏が1923年に入社を誘った。

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鳥井氏とは元々知り合いで、留学時は神戸港まで見送りにまで来てもらった仲。鳥井氏いわく「赤玉ポートワインが順調に売れているので、どうしても本格ウイスキーをやってみたい。三井物産に話してスコットランドから技師を連れてくるつもりであったが、向こうから逆に''日本にいい技師がいる、しかも日本人だ''といわれて君の所に飛んできた。」三井物産のイギリス支店は、ムーア博士を第一候補に交渉を進めたが、ムーア博士から竹鶴氏の話が出た。鳥井氏は三顧の礼の言葉通り、家を三度訪問してきた。

工場を建てる場所は、北海道が一番適しているとすすめたが、「工場を皆さんに見てもらえないような商品は、これから大きくなりまへん。大阪から近いところにどうしても建てたいのや」といってきかれなかった。

入社条件として、ウイスキーづくりを全部まかせる、必要なカネは用意する、10年間働く、年棒は4000円とした。年棒の4000円は、スコットランドから技師を呼ぶ場合の見込み金額を、そのまま竹鶴氏に当てはめた。

その後工場の場所(山崎)の選定、工場の設計、日本初の設備の製造まで、すべて竹鶴氏が陣頭で進めた。他に相談しようにも、誰も日本にはいなかった。すべてが日本初の試みだった。

サントリーとの約束の10年が過ぎた後は、退社し出資者を募り、北海道の余市に工場をつくり、現ニッカを創業する。




<酒税法の改定交渉>
当時の酒税はできた酒に税をかける造石税制度だった。蒸留を終わって樽詰めしたものにすぐ課税されては、その後の欠減(蒸発)や、商品の売上が上がる(10年)までの資金繰りで、ウイスキー企業は成り立たない。

大蔵省の親戚の者がいて、その紹介で関税部長の星野直樹氏(後の国務大臣)と会う。イギリスの例を持ち出し、ウイスキーは造石税ではなく、庫出税にすべきだと主張した。何回も足を運び説明し、星野氏の尽力で酒税法が改正された。「ウイスキー原酒は半製品であるから庫出税とする」。当時の大蔵大臣はかの高橋是清であった。




<ニッカ社名の由来>
当時の社名の大日本果汁の略。独立後、ウイスキーが売れるようになるまでジュースを作ってつないでいた。




<ウイスキーとは>
ウイスキーの熟成を科学の力で早める試みは昔からあったが、すべて失敗している。自然と時だけがその解決者なのである。




<祖父マッサンと祖母リタの思い出>
祖母は家の中にあっても、化粧をし正装した状態で家族と接するのが常であった。そのため私は祖母の寝間着姿や素顔を見たことがなく、母も同じことを言っていた。長身の祖母はドレスを着ることが多く、母によれば、空の色によって目の色が違って見えることから、その日の目の色に合わせて、晴れの日はグリーン系、曇りの日はグレー系の色の服を選んでいたという。

~略

祖父にある日、「本当の贅沢とは何か?」と尋ねられ返答に窮した。すると祖父は「今、お前がいるこの環境こそが本当の贅沢なのだ」と言った。「日々、恵まれた自然の中で、様々な旬の野菜や果物(家で野菜を作っていた)の香りや色、味わいを、記憶に蓄えておきなさい。それはこの場に居るもののみが体験でき、大人になってからではできないことなのだ」と教えてくれた。




<谷村新司の「昴」>
スーパーニッカのCMソングの話を頂いたのは1980年。CMの仕事はそれまでやってこなかったけど、本書旧版「ウイスキーと私」を読んで、仕事というより人との出会いだなと感じ、やらせてもらった。そうして生まれたのが、自分の代表曲になっている「昴」。

とりわけ竹鶴氏やウイスキーを意識したわけではないが、あとで歌詞を見返してみると重なる部分が多い。竹鶴氏は、ウイスキーの本質を見極めるために、ひとりはるばるスコットランドまで出かける。だから「昴」にも「いつの日か誰かがこの道を」と書いた。








関連記事:
【山崎12年vs余市1​2年vsマッカラン1​2年の比較】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2014-07-01

【ウイスキー粋人列伝/矢島裕紀彦/13年6月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2013-08-06

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記録ずくめの最強メーカー 黒霧島5000日戦争 [酒]


【記録ずくめの最強メーカー 黒霧島5000日戦争 by日経ビジネス2014年11月10日号】
2014年11月10日号の日経ビジネスは面白かった。毎週読んでるのですが、過去1年で一番面白い記事でした。とにかく読んでて胸躍りワクワクした。なぜか?

『1989年の発売以来「焼酎500年史」に例がない快進撃を見せ、その結果、霧島酒造は2012年売上高で三和酒類(いいちこ)を抜き日本一に躍り出た。翌年には全国の各地域で1割以上のシェアを握る国内制覇も達成。その成長力や収益力は名だたる大企業すら圧倒し、今や同社は、1990年代後半以降のデフレ下で最も事業拡大に成功した最強国内製造業の一社と言っていい。18年前経営危機にあった同社は、いかに蘇生し天下統一を成し遂げたのか。』

どうです?読みたくなったでしょう。日経ビジネス渾身の18pにわたる特集です。

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黒霧島はお好きでしょうか?2000年代の中頃、関西でも黒霧島のブームは凄かった。個人的には一人で通えるショットバーを見つけて、よく通ってた時代です。洋酒をキープせずに、黒霧の一升瓶をキープしてました。麦なら二階堂、芋なら黒霧島。店に通う常連は、たいてい黒霧をキープしてました。品切れだったら二階堂。

芋焼酎なれど、甘くて飲みやすい。水割りでもロックでもいける。もちろん伊佐美クラス以上のプレミア焼酎はうまいですが高い。冨乃宝山でも高い。黒霧はコスパがとてつもなく良かった。

たまに焼酎の話になると、誰か曰く、「本場九州では焼酎といったら今は黒霧しか飲まん。結婚式でも博多の人は黒霧飲んでる。」とか言ってました。そのときは、そんなもんか、だけどちょっと言い過ぎでは?と思ってましたが、日経の特集を読むとそれはホントだったことがよくわかります。


雑誌の特集の読書メモというのも、なんですが、以下にメモを。


<記録ずくめの全国制覇。こんな会社見たことない>
・1916年宮崎県都城市でイモ焼酎の製造を開始。90年代後半まではマイナーな中小蔵元のひとつだった。

・歴史が変わったのは黒霧島の発売から。霧島酒造が実現した全国制覇は日本の産業史に刻まれるべき歴史的快挙。

・成長力:98年に81億9300万円だった売上高は、2013年度には565億7600万円と約7倍に拡大した。帝国データバンク調査では、独立系でM&Aを実施せず15年間で7倍以上の成長を遂げた製造業は、ほかに日亜化学1社しかない。

・収益力:経常利益率は14%。国内製造業の大企業の過去10年間の経常利益率平均は約5%。霧島酒造は大企業の収益力の3倍。

・15年前「麦」は「芋」の3倍売れていたが、現在は「芋」が「麦」を逆転。霧島酒造たった1社で勢力図を塗り替えた。

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<黒霧島全国制覇への5000日>

第1章1996年春 3代目就任:
・2代目の急逝により、息子の江夏順行が社長に、江夏拓三が専務に就任。当時焼酎業界で8位。トップの「いいちこ」は「霧島」の5倍の売上高。2代目の江夏順吉は旧東京帝国大学で応用化学を学んだ秀才で、品質優先の手堅い経営をしていた。九州焼酎戦争は熾烈を極め、いいちこ、二階堂、雲海、白波、白岳がしのぎを削っていた。



第2章1998年夏 黒霧島誕生:
・営業の要請は脱芋焼酎。「今さら芋焼酎は売れない」。3代目は「芋臭くない」芋焼酎の開発を特命チームに依頼した。

・専務の拓三は鹿児島の小さな蔵元を訪ね回り理想の味の焼酎を見つける。ブレンダーの奥野(84年入社、宮崎大学、微生物)に「ここにとてもおいしい焼酎がある。この品質に近づけて欲しい」。奥野は黒麹や酵母を数種類試し、数百回を超える調合を繰り返す。果てにたどり着いた風味は、芋焼酎の固定観念を覆したものとなった。
「芋臭くない焼酎」自己否定につながりかねない、起死回生の商品開発。強みは水。都城は霧島と桜島の間の盆地に位置し、火山灰の影響で水はけがよいシラス台地として形成された。地下150mに40億トンとも見込まれる水が自噴し、霧島酒造は先代の順吉が55年に採掘に成功。適度なミネラルと炭酸ガスを含む水が存分に使えた。



第3章2001年夏 決戦、福岡:
・県外に出る。福岡県を戦略的地域と位置付け「福岡2倍作戦」、2年で売上を倍増する方針を打ち上げた。

・福岡県の5000店舗の酒販店に男性営業マンではなく、7人の女性を採用し「ハローレディ」と呼び、あえて女性の販促部隊を組織した。芋という言葉を出さず、黒を強調。酒屋の頑固おやじに女性の視点から営業活動。

・主力の男性営業マンをぞくぞく福岡に派遣。「黒キリ隊」とよび、各種イベントに参加させる。試供品は通常、夜、繁華街で配り、家に持って帰ってもらう。これを朝、駅前で配り、会社に持って行ってもらうという、「とにかく、職場で黒霧島の話題が出るようにしたい」、前代未聞の作戦を展開。黒霧島を職場に持ち込んだ人が、ファックスを送ると、その会社まで200mlx30本の試供品を無料で届けた。九州電力やソフトバンクなどの大企業から中小企業まで、ローラーで無料サンプルを配布した。配布した無料サンプルは10万本を優に超える。

昼は企業に配布、夜は昔ながらのどぶ板営業。今も博多の街にその名がとどろく初代福岡支店長の乙守。3年かけて女将を口説く。毎週数回店に顔を見せて酒を黙って飲んで帰る。女将は心を打たれ、3年後にキープボトルを霧島酒造に変えた。「乙ちゃんは義理と人情の男だった。その精神が現在の霧島酒造に受け継がれている」と女将は言う。

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第4章2004年秋 生産革新:
「バカヤロー、なんで商品がないんだ。謝るなら焼酎もってこい」
急激に人気が拡大し、商品不足になってしまった。2つの戦略を打ち出す。

・通年生産。通常芋が収穫できる9月から12月までの年間100日程度しか工場を稼働できない。麦や米にはない弱点。着目したのは冷凍芋による通年生産。中国に幹部がこぞって視察に行ったが品質が悪い。農薬の使い方も気になる。ここで焼酎メーカーとして前代未聞の発想をする。ならば自社で冷凍芋を作ってしまおう。様々な方法を試した結果、芋を蒸した直後にすぐ冷凍保存すると、品質が変わらないことが判明した(工程の詳細は本書にて)。「何度で解凍して仕込みに使えばよいか条件を探るのが大変だった」。焼酎500年史の常識を覆した、技術的なブレークスルーにより、2004年から生産体制を通年体制に切り替えた。

・通年生産するには大量の芋が必要になり、農家を囲い込むしかない。酒類業界全体でも珍しい、大規模な農家の囲い込みに乗り出す。現在50の仲買を通じ、2300の農家から原料を調達している。豊作、不作にかかわらず、毎年、栽培面積に応じ、一定の収入を保証する仕組みを取り入れた。通常は価格が大きく変動する芋だけに、農家にとっては極めてありがたい仕組みと言える。



第5章2006年夏 大型投資
・芋焼酎ブームに陰りが見えた2005年、200億円の売上高の会社が、100億円の工場新設の設備投資を行う。黒霧島の全国制覇で最終的な決め手となったのは、乾坤一擲の逆張り投資だった。通常だったら怖くてできない決断。製品に絶対の自信がないと踏み切れない。九州域内の10の金融機関から、期間10年の協調融資を受けた。

2011年には130億円を投じ、4つ目の大型工場を新設。焼酎業界では三和酒類と霧島酒造の2強が売上高500億円前後で君臨し、その他の焼酎メーカーとの2極化が加速。大型投資は吉と出た。会社の成長に伴い社員数も増えた。大卒の定期採用を始めた1997年、当時は採用14人に対し応募は31人にすぎなかった。それが今は900人の応募が殺到。社員数も416人に増えた。



第6章2011年春 そして首都圏へ
地方企業が業績を伸ばそうとすると、つい大都市の東京や大阪で勝負がしたくなる。しかし霧島酒造は販管費がかさむ大都市を最後まで避け、周辺の中規模都市から少しずつ攻略。足場を固めてから最終決戦に出た。博多を攻め落とし、同サイズの市場である広島と仙台を攻め、首都圏や関西などの大消費地は後回しにした。大消費地を攻めるのは販促費や人員が多く必要で成功しないリスクも背中合わせ。ランチェスター法則でいう弱者の戦略にも通ずる。最もうまみがありそうな東京攻略を後回しにしたのも、黒霧島の全国制覇を支えた重要な要素と言えそうだ。

2011年にようやく東京でのシェアが10%に到達した。販売量は前年比11%増。「年率10%で伸長するとその地域で需要が爆発することは福岡で経験済み。いよいよ首都圏に本格的に攻め入るときが来たと思った」専務の江夏拓三はこう振り返る。

2012年霧島酒造は三和酒類の売上額を追い抜き、念願の焼酎業界トップの座に就いた。黒霧島発売からおよそ5000日。芋焼酎で全国シェア4割。そのうち85%を黒霧島で稼ぐ霧島酒造。今後は商品の多様化を進め、ブランド力の向上や海外戦略も打ち出す。その先には1000億円の売上目標を見据える。

課題は、急成長の結果30~40代の中間層が手薄で、今後技術や社風の継承ができるかどうかの不安であると。




いかがでしたでしょうか?個人的に人生で一番たくさん飲んだ蒸留酒は黒霧島です。だいぶ飽きてまして、最近は飲んでません。とはいえずっと赤霧島は飲んでます。霧島酒造さんにお願いしたいのは、赤霧島をいつでも通常価格で飲めるようにして欲しい。それから「茜霧島」は飲んだことがありません。というか店で見かけたことがありません。それを日常的に飲めるようにして欲しいです。
よろしくお願いします<_ _>


さて、今夜は今から「赤霧島」をゆっくりと味わいます。至福のひと時^^


BGMは「いいちこ」のCMソング、キングクリムゾンでムーンチャイルドにしようかな♪




もうひとつおまけで、「宝焼酎 純」のCMソングでシーナイーストンでストラット♪




興が乗ってきたので、ウイスキーですが、
キリンシーグラムCMソングのハーブアルパートを貼っておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=f1AskwKUBCU ビヨンド  CMは1:41頃

https://www.youtube.com/watch?v=L9JjUScyits マジックマン CMはイントロから

https://www.youtube.com/watch?v=j7vl1q_5m8c ファンダンゴ CMはイントロから

https://www.youtube.com/watch?v=5TTWzNmGx-o ルート101 CMは0:16頃

https://www.youtube.com/watch?v=uhOMW_NOXDU ついでにビタースイートサンバも♪


(関連記事)
【逆境経営山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法/桜井博志/14年1月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2014-04-08

赤霧島とピアノの森2​5巻を買ってきた。それとクジラのステーキについて
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2014-10-25

山崎12年vs余市1​2年vsマッカラン1​2年の比較
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2014-07-01

【ゼロから始める日本酒入門/君嶋哲史、野崎洋光/13年12月初版】
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ビールの図鑑~世界の1人当たりビールの消費量、日本の主要ビールの味比較
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2013-08-03

【なぜ一流の男の腹はでていないのか?/小林一行/14年3月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2014-09-13

【10種でわかる世界のチーズ/村瀬美幸/14年1月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2014-03-29


In the Court of the Crimson King

In the Court of the Crimson King

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Discipline Us
  • 発売日: 2005/02/22
  • メディア: CD



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赤霧島とピアノの森2​5巻を買ってきた。それとクジラのステーキについて。 [酒]


たまには酒のことを。

赤霧島はお好きですか?はじめて飲んだ時は、独特の甘みと円やかさが衝撃でした。紫芋系ではさっぱりしてる方かな。個人的には鹿児島3M(村尾、森伊蔵、魔王)や伊佐美より旨いような気もします。芋だったらこれ。麦だったら、銀座のすずめ、克、黒騎士、が好きです。

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人気の焼酎で、春と秋に発売されて、だいたい1週間ほどで完売して、あとは値段が倍になります。2014年の出荷日は、春は2月27日、秋は10月22日でした。出荷日は本場九州は当日に出てるようですが、関西は翌日に並びます。買う手順は以下。

①だいたい2月か9月頃に、今年の出荷日を霧島酒造のホームページで確認する。
②発売翌日に、近所の酒屋に電話して到着してたら買いに行く。
・2013秋はセブンにあったが、2014春はセブンになかった。10月24日セブン2軒みたがなかった。
・2014春はSEIYUに大量にあったので、10月23日にSEIYUに見にいくとなかった。
・近所の酒屋は店には陳列しない。「今年の赤霧島は入荷しましたか?」と確認すると店の奥から出してくる。

SEIYUも近所の酒屋も1人1本までやし、あとは2chの赤霧島板をチェックして、今年はどこの大手流通に入荷してるか確認して買いに行きます。いちいち近所の酒屋数軒にTEL確認するのはおっくうなんで。

わが家は蒸留酒の常備酒は、ウィスキー4~5種類、焼酎は2種類ぐらいです。度数も低いのでやっぱり焼酎の方が減りが早い。ここ数年は赤霧島は半年で一升瓶2本弱ぐらいの消費です。23日に一升瓶1本買えたので、あともう1本欲しいなぁ。

ちなみに価格は2014年秋で、 一升瓶:2230円、900ml瓶:1175円。

900ml瓶2本買うより、一升瓶の方が120円安いです。ただ一升瓶は嵩張るので、120円ぐらいなら900mlx2本のほうが利便性が高いかもしれません。


世の中にはいろんな焼酎があって、それぞれに旨いですが、近年は赤霧島の発売日買いが一番コスパがいいような気がしています。ただここ数年こればっかり飲んでるので、ちょっと飽きてきました。毎日ステーキだったら飽きてくるのと同じです。毎日ステーキ食ったことありませんが。




クジラについて。今週飲みに行ったときに、なじみの居酒屋でクジラのステーキ食べました。ミディアムでちょっと赤みがあり、ガーリック味で美味かったです。牛と比べてそん色ありませんでした。クジラってこんなに美味かったのか。

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大将曰くいつも店に出そうとすると、高いものになるけど、調査捕鯨で安くていいのが手に入ったときだけ店に出すそうです。一皿700円也。ちなみに日本の調査捕鯨は年間1000頭前後。捕獲頭数÷資源量=0.2%ぐらいです。これに例のテロリストたちは激怒しています。




で、もうひとつ買ったのはピアノの森25巻です。以下ねたばれ。


ピアノの森(25) (モーニング KC)

ピアノの森(25) (モーニング KC)

  • 作者: 一色 まこと
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/10/23
  • メディア: コミック



17歳の最年少コンテスタント「一ノ瀬海」がとうとうショパンコンクールで優勝してしまいました。他にはソナタ賞、マズルカ賞、コンチェルト賞も受賞。ポロネーズ賞はパンウェイが受賞です。

公正な審査の為に、審査員の審査結果を公表することになった。それで賄賂や、人脈(コネ)や、自国ポーランドのコンテスタントを優勝させようとする勢力に歯止めがかかります。審査結果を公表されると、音楽家としての自分の評価にもかかわってくる。自分に災いが及ぶかもしれないと考えると、人間、単純に音楽の素晴らしさだけで評価をするようになる。

なぜそのような展開になったのか。ある雑誌社が企画を持ち込んだからです。現代のトップピアニスト7名に、純粋に名前を伏せて音源だけで評価をさせる。その結果とコンクール審査員の評価を対比させる記事を雑誌として掲載するという。

こういう個人の定性的評価が絡むものは、利き酒のブラインドテストじゃないけど、そのような評価方法が浸透していくと良いですね。

そろそろ終わるとは思ってましたが、本巻の帯に次号26巻で完結と出ていました。寂しくなるなぁ。

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ちなみにワンピースは今で6割ぐらいらしいので、あと10年ぐらい続くのでしょう。それと既に最終章のストーリーはできていて、尾田栄一郎曰く、最終章が一番面白いと。ジャンプの担当者が変わるたびに、そこは引継されてるようです。


海が私に叫んでいる♪
クジラを救ってくれ♪

乱獲で批判されるのはわかりますが、資源量の0.2%程度なら問題ないと思っています。

ニックカーショウでセイブザホエール♪ B面ラストの歌で印象深かった。文化や宗教の違いで守るべき動物は変わります。ドナドナの牛もかわいそうです。生きるということは、そういうことだと思いますが。



ザ・リドル

ザ・リドル

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: MCAビクター
  • 発売日: 1995/10/21
  • メディア: CD



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「ほろ酔い文学事典」書評と要約 [酒]


二日酔いです^^; 昨晩は久しぶりに3軒もはしご酒してしまいました。で、昼はセブンイレブンのざる蕎麦が食べたくなった。うまいと評判だったので。
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こりゃうまい[ぴかぴか(新しい)]うまい蕎麦屋のざる蕎麦が100点としたら、80点はいってます。そのへんの食品スーパーで売ってるざる蕎麦は50点ぐらい。このうまさのざる蕎麦が330円税込で買えるなら、次も二日酔いのときはこれにしょう。わさびがちゃんと溶けて、だしもうまい。


ほろ酔い文学事典 作家が描いた酒の情景 (朝日新書)

ほろ酔い文学事典 作家が描いた酒の情景 (朝日新書)

  • 作者: 重金敦之
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2014/03/13
  • メディア: 新書


【ほろ酔い文学事典/重金敦之/14年3月初版】
酒と小説が好きな人にお薦めの本。いろんな作家が酒について書いてますが、この本ではざっと100人ぐらいの作家のいろんな作品から酒のシーンを抽出して、酒を紹介したり著者がウンチクを語ったり。

巻末に作家と作品名とこの本での掲載ページが索引として書かれているので、気に入った作家のページを読んで、さらに気に入るとその作品を図書館で借りたりするとよろしいかと。

村上春樹は3作品、開高健は2作品、椎名誠は3作品、ヘミングウェイは3作品と、やっぱり酒飲みの作家の作品は興味深いものがあります。

目次は以下。ビール、ウイスキー、ワイン、スピリッツ、カクテル&リキュール、紹興酒、日本酒の章立てです。

(クリックで拡大)
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以下に読書メモを。

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<ビールの王冠の発明>
ビールの王冠が一般的に使用されるようになったのは(日本では)1900年頃で、それ以前はコルクだった。(王冠は1892年米国のウイリアムペインターが発明)



<シングルモルトの歴史>
シングルモルトが商品として売られるようになったのは、そんなに古いことではない。グレンフィディック(緑の三角柱のボトル)が最初で、同業者から「無謀な試み」と笑われながら、1963年に発売した。1964年には4000ケースしか販売されなかったのに、10年後には世界で12万ケースが飲まれ、シングルモルトの約3割を占める。



<水割りの裏技>
食中酒としての素晴らしい応用術だが、日本料理に合うかどうかは疑問。裏技としてウイスキーを炭酸で割ったハイボールに、おろした生姜を少し入れる。マグロの刺身にも結構合う。



<シャンパン>
シャンパンは女性を口説くための酒と書くのは獅子文六。大正時代パリに遊学してたころの話。「シャンパンの嫌いな女は無いと云ってよろしい。シャンパンを2~3杯飲ませて、2~3べんダンスをすれば、女の肉眼心眼ともに朦朧となって、ドーデモシテクレと気前よくなるのが、少なくとも外国の規則である」



<ロマネ・コンティ>
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ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村のロマネ・コンティの畑の周囲には、特級畑(グラングリュ)がひしめく。ロマネ・コンティは面積1.8ヘクタール(サッカー場2面半)しかない。ヴォーヌ・ロマネ村の特級畑の収量の上限は1ヘクタールあたり3.5キロリットルと定められている。しかしロマネ・コンティは最良の年でも3キロリットル、あまり芳しくない年だと1キロリットルまで減らす。ブドウを精選して品質の高さを守るため。いずれにしても年間生産本数は4~5千本という規模しかない。

⇒WIKIより:どんなに安くても30万円は下らず、良作年の物は1本100万円を超える事もある 。



<ボルドー>
ブルゴーニュと並んでフランスの二大産地であるボルドー。ボルドーワインの生産量の7割が赤ワイン。赤はカベルネ・ソーヴィニヨンがボルドーの代表品種。タンニンが強くまろやかにするために樽による熟成が行なわれ、メルロー、プチヴェルドといった品種を加えるのも、ボルドーの赤ワインの特徴だ。ブルゴーニュの赤ワインの多くが、ピノロワール一品種で造られるのと対照的だ。



<ブランデー>
1本のブランデーを造るにはおよそ10倍のワインを必要とする。ワインはまず蒸留によってその量を7分の1に縮め、樽で熟成させている間に25%が蒸発する。



<紹興酒>
原料はもち米で、精米、浸漬、蒸しなどの工程は日本酒に似ている。麴は米麴ではなく麦麴を使う。精米も日本酒と違いほとんど磨かない。ぬかがついたままだ。水は近くの鑑湖に湧いてくる水を使う。その結果タンパク質や糖分などの雑味が含まれ、特有の芳香が生じる。中国全土で量的に飲まれるのは、圧倒的に白酒(焼酎)のほうだ。



<贔屓の酒>
池波正太郎、山口瞳は「菊正宗」。水上勉と開高健は伏見の「月の桂」。横山大観は三原の「酔心」


飲まんとやっとられへんわ♪
しらふでおられへん♪
パッとカネ使おて歌でも歌おうか♪
医者はやめとけ言うけどな♪

リトル・ウィリーズ(ノラジョーンズがウイリーネルソンに敬意を表したバンド)でI Gotta Get Drunk♪



Little Willies

Little Willies

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Blue Note Records
  • 発売日: 2006/02/15
  • メディア: CD



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ライオンスタウトビール、アルパカ白、あらばしり、最近飲んだ酒について [酒]

たまには酒のことを。ビール、ワイン、日本酒と、醸造系3連ちゃんです。

<Beer>
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前に読んだ「ビールの図鑑」http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2013-08-03で、評価やチャートスペックが一番インパクトがあって美味そうだったスリランカの「ライオンスタウト」黒ビール。アマゾンで送料を入れると330mlが900円ぐらいになるのでパスしてました。

グランフロント大阪の北館地下1階にビール博物館というのがあって、探してみると600円ぐらいで売っていました。ちょっと高いですが、一度は飲んでみたかったので購入。

ぼくは家飲みビールは黒がメインです。美味いと思う順は以下。
プレモル黒=エビス黒≧ギネス缶≧一番絞り黒>アサヒ黒生>>スーパードライ黒
プレモル黒、エビス黒、一番絞り黒は甘くてコクがあって美味いです。ギネスは甘味が少しかけるような気もする。

で、飲んでみましたライオンスタウト。味はプレモル黒に似てますが、8%なのでかなりキリッとしています。もちろんまずくはありませんが、価格のことを考えると、プレモル黒やエビス黒で十分です。というより勝っているかも。ビールは鮮度が大事なので日本産の方が美味いのかもしれません。

「キングオブホップ」ビアハンター、故マイケルジャクソンはベルギービールを世界に広めた功績がありますが、彼がこよなく愛したライオンスタウト。マイケルは生前日本の誇る3本の黒は飲んでいません。もし彼が飲んでいたら、プレモル黒やエビス黒の美味さに仰天し、かなりの高評価を与えたと思われます。



<Wine>
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最近お気に入りのチリワインでアルパカの白(シャルドネとセミヨンのブレンド)。近所の酒屋で450~480円ぐらいで売っています。シャルドネの風味がしっかりしてて濃い味でうまい。この価格でこの味が・・と何度かリピートしてました。

やはりというか一個人という雑誌の11月号で、アルパカの白が1500円以下の極旨ワインの1位でした。白ワインは酸味のきつい辛口より、ライチ風味のほうが好きなのですが、アルパカの白は酸味があって辛口だけど飲ませます。
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ちなみに3位にはアルパカの赤(カベルネとメルローのブレンド)が入っています。トップソムリエ4人がブラインドテイスティングで決定したと。美味いものは、トップソムリエだけじゃなく、誰が飲んでも美味いという。

最近ヨーカドーで売ってる1580円の金賞受賞シャブリ。やっぱり白ワインではシャブリのミネラル感が一番です。今度のポールのコンサートに持参して、スタンドでゆっくり飲むつもりです。まだ飲んでないのでわかりませんが、1000円台半ばで、ちゃんとシャブリのあとを引くようなミネラル感があるかどうか、ちょっと心配です。
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追記:後を引くようなミネラル感がなかった。個人的感想ですが、はずれシャブリ。アルパカの方がうまい。



<日本酒>
先週末のイベントで八海山の大吟醸をがぶ飲みしました。
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やっぱり獺祭のほうが同じ大吟醸だと味が濃くて美味いような気がします。個人的には銘柄や精米歩合に関係なく、「あらばしり」が好きです。一番最初に少量だけ出てくる酒のことです。酒屋にはあんまり置いてなくて、基本的には蔵元で飲む酒です。最近はネットで手に入りますが。

新酒の時期(2~3月ごろ)の「あらばしり」がスパークリングしてて特に美味い。先月飲んだ「あらばしり」は半年以上たってたので、味が落ち着いて大吟醸よりちょっとフレッシュでワイルド程度になってました。飲んだのは純米クラスの「あらばしり」ですが。

なじみの居酒屋の大将に無理言って、蔵元直の仕入れルートを開拓してもらったので、日常的に飲めるようになりました。蔵元からの仕入れで純米クラスの「あらばしり」が4合ビンで2千円弱、予約して取り寄せて店では600円オンして飲めるよう交渉済みです。一般的な飲食業はアルコールは仕入れの3倍、良心的な店で2倍前後なので、1.3倍での販売はサービス価格です。仲間内では、新酒の時期に白濁発泡した「あらばしり」が飲めるのを、いまかいまかと待ちわびています。カワハギやひらめの刺身で飲りたいです♪


酒記事はたま~に書いてますが、今度はスコッチでも飲んで味比べしてみようかな。あれはビールやワインと違って一度に開けて味比べできるのがいいです。飲み比べる銘柄は心に決めています^^

マイケルジャクソンでBEN♪ マイケル、じつは歌がうまい。



サンタ・ヘレナ・アルパカ・シャルドネ・セミヨン 750ml [その他]

サンタ・ヘレナ・アルパカ・シャルドネ・セミヨン 750ml [その他]

  • 出版社/メーカー: サンタ・ヘレナ
  • メディア: その他




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「ウイスキー粋人列伝」要約まとめ [酒]



ウイスキー粋人列伝 (文春新書 918)

ウイスキー粋人列伝 (文春新書 918)

  • 作者: 矢島 裕紀彦
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2013/06/20
  • メディア: 新書


【ウイスキー粋人列伝/矢島裕紀彦/13年6月初版】
ウイスキーを飲みながら読むのに適した一冊です。だけど二日酔いなので、しらふで読んでます。大酒を飲んだ翌日は、なんかテンションが上がりません^^;

この本は秋山好古から村治佳織まで古今の90人の逸話で紐解く愛飲史です。あぁこの人はマッカランが好きだったのか。こんな宴会芸があったんだなぁと、酒がもっと好きになります。

ウイスキー。なんかハードボイルドなイメージがある大人の酒です。ある時期はまって、いろいろなウイスキーを買ってきては、ストレートやロックで味比べをしていました。ひととおりのメジャーなスコッチのスタンダードから12年モノまでは飲み比べたので、二回り目以降は、好きなものしか買わなくなりました。

で、最近は蒸留酒は焼酎に戻しています。南雲先生の生涯許容酒量は(アルコール純分で)男性500kg、女性250kgというのを読んで、40度の酒をずっと飲んでると、楽しみを早期に使い果たしてしまうことに、ハタと気がついてしまった。500kgというのは、一日4合(ワインや日本酒の720mlx1本)で男性は14年ほどで到達してしまいます。

それを読んでからは、できるだけ家飲みは1日2合(アルコール純分で50ml)までとするようにしています。だけど外で飲むと7~10合ほど飲んでしまいます。週1日休肝日としても、1週間に20合前後は飲んでるかなあ。1日3合換算か、軽くやばいかも。生涯酒量に到達しちゃうと、肝硬変になったりガンになったり、負の健康スパイラルに落ち込んでいくようです。この本でもスペシャルインタビューされてるギタリストの村治佳織さんは、大のウイスキー好きのようですが、35歳の今、舌腫瘍にかかり長期休養となっています。とてもギターが上手く、美しい女性である村治さん、早く良くなって欲しい。


村治さんの動画の下に、読書メモを。聴きながら、彼女の健康を一緒に願いませんか。

アルハンブラの想い出/村治佳織 これ一人で弾いてるんですよね。さすがに世界のトップギタリスト。









<北原白秋の宴会芸>
線香花火と名づけた独自の踊り。マッチをすって点火する真似を誰かにしてもらい、シュッと手を出す。続いてシュッ、シュッと両手を交互に出して火花の飛び散るさまを演じ、加速度的にその勢いを増す。やがて「しゅうっ」と一声を残し、まん丸い火の玉となり、ぽろりと地面に落ちるように倒れる。いかにも真に迫っていた。



<ウイスキー効能>
ウイスキーには赤ワイン同様、医学的にも健康促進効果の期待されるポリフェノールが含まれている。糖分やプリン体もほとんどなく尿酸を排出する働きもあるため、糖尿病や痛風を引き起こす心配もない。香りによるリラックス効果もあり、適量をたしなむなら、豊かに時間を過ごさせてくれるアルコール飲料といえるのである。



<サルトルの好きなウイスキー>
サルトルは特にサントリーオールドが大好きだった。朝吹はサルトルがパリに帰るとき「この次パリに何をお土産に持っていきましょうか?」と尋ねた。するとサルトルは言下に答えた。「サントリーオールド!」



<田中角栄>
角栄が吉田茂邸を訪問したとき、オールドパーを振舞われた。後日角栄がこのことを佐藤栄作に話すと、「そうか、あれを出されたなら間違いない。気に入られたんだ」と言われたという。以来角栄はオールドパーを愛飲するようになった。飲み方は水割り。といってもかなり濃い。グラスにたっぷりの氷を入れ、半分くらいまでウイスキーを注ぐ。最後に水を足す。ダブルの2倍くらいの濃さ。これをぐいっといく。3日か4日でボトル1本空けるくらいのペースで飲んでいたという。



<枡田幸三>
1948年、幸三は将棋に関する事情聴取のため、GHQに呼び出された。「日本の将棋では取った相手の駒を自軍の兵隊として使用する。これは捕虜虐待で、条約違反だ。日本軍の捕虜虐殺に通じる野蛮なゲームだ」そう決め付ける相手に幸三は応酬した。「チェスで取った駒をつかわんのこそ、捕虜の虐殺である。日本の将棋はつねに全部の駒が生きている。これは能力を尊重し、それぞれに働き場所を与えようという思想である。敵から味方に移ってきても、金は金、飛車は飛車と元の官位のままで仕事をさせる。これこそ民主主義」



<桑田真澄>
現役時代は酒を口にしなかった。リハビリ期間中に体にいいからと勧められ赤ワインを飲むようになった。ウイスキーは40歳過ぎで飲み始めた。赤ワインと同じくウイスキーがポリフェノールを多く含んでいて、健康の維持増進に役立つという話を聞いて試し始めた。いつしか自宅のバーカウンターにウイスキーを常備するようになった。「背番号18をつけていたので、山崎18年が好き。好物であるつぶ餡を使った和菓子との相性がよくて、一緒に飲むと驚くほどおいしい」理論派の桑田の言葉だと妙に説得力があり、一度試したくなる。



<山崎まさよし>
同じ名前の山崎を愛飲する。自分のサインにも似ていて親近感があった。飲み方はオンザロック。家でひとりでやるなら、ブルースマンのライトニンホプキンやロバートジョンソンの古いレコードを聴く。ノラジョーンズやエリッククラプトンも似合いのBGMになる。



<サントリーチーフブレンダー輿水精一のお薦め>
バーに行くと、かつてはまず1杯目にジントニックを頼むことが多かったのですが、最近はハイボール。それもとくに白州の12年を楽しむことが増えています。・・・香りそのものを享受するには、こんな飲み方もあります。まず常温の「ウイスキーをグラスに注ぎストレートでじっくり味わい、次にスプーン一杯の水を加えて香りが開いていくさまを楽しむ。それでしばらく飲んだら、またスプーン一杯の水を加えてみる。するとまた表情は大きく変化していきます。



<JUJU>
JUJUは読書好きで小説を中心に月に10冊ほどの本を読む。自宅ではさまざまなウイスキーを楽しんでいる。専用の棚を作り、山崎や白州などの現行品のボトルの他、ロイヤルロッホナガー30年、マッカラン27年、ブナハーブン33年といった貴重なオールドボトルも並べている。酒量は3日でボトル1本。芸名はサックス奏者ウエインショーターの名盤からとった。12歳でジャズ歌手を志望し、18歳でNYへ渡った。歌唱はサラヴォーンの影響を受けているという。


JUJUで「奇跡を望むなら」 病室での結婚式のmvが、涙を誘います。サラヴォーンというよりは、マイケルジャクソンの子どもの頃みたいな感じがしました。そういう意味では美声です。どうか酒で声をつぶさいないで欲しい。





ESTELLA(エステーラ)~Kaori Muraji SELF BEST

ESTELLA(エステーラ)~Kaori Muraji SELF BEST

  • アーティスト: 村治佳織,ロドリーゴ,バリオス,サグレーラス,マイヤーズ,ロジャース,ヨーク,パガニーニ,コスト,レニャーニ,バッチュラー
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2012/09/05
  • メディア: CD




BEST STORY~Life stories~

BEST STORY~Life stories~

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMAR
  • 発売日: 2012/11/07
  • メディア: CD









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ビールの図鑑~世界の1人当たりビールの消費量、日本の主要ビールの味比較 [酒]



ビールの図鑑

ビールの図鑑

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: マイナビ
  • 発売日: 2013/05/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


【ビールの図鑑/日本ビール文化協会、日本ビアジャーナリスト協会監修/13年5月初版】
やっぱりドイツ人はビールをたくさん飲んでいます。日本人の2.5倍飲んでるそうです。ネットで調べると、2011年のレポートでは、日本人は1人当たり年間44Lだそうです。350ml缶換算で125本。ほぼ3日に1本の割合で缶ビールを空けています。これは全人口で割ってるので、子どもと飲まない人を引くと2日に1本ぐらいになる。ドイツ人だと毎日1本以上飲んでることになります。

イタリアやスペイン、フランスなどブドウが採れる地域は、ワインを中心とした食生活が発達しました。それより北の地域では、ブドウに変わる麦による酒づくりが行なわれました。ドイツ、チェコ、ベルギー、イギリス、アイルランドなんかです。ドイツ人は1人当たり年間108L、チェコ人123L、アイルランド101L、イギリス人72L、ベルギー人78Lです。

世界全体のビール製造量は26年連続で増加して185百万KLに達しています(2013年現在)。その半分はバドワイザーを擁するアンハイザーブッシュインベブ、SABミラー、ハイネケン、カールスバーグの上位4社のビールで占められています。これらの主力製品はクセが無く、軽い後味が特徴のライトなピルスナースタイルです。また、世界一のビール生産国は中国で、経済成長する新興国はビール生産量も伸びています。(中国人1人当たり年間34L)

この本は全面カラーの図鑑で、世界のビール136本と基礎知識が書かれています。海外出張の多い方なんかは、この本を手元に置いて、各国のパブで銘柄指定して飲まれると良いでしょう。日本みたいに「とりあえずビール」というわけにはいかず、銘柄を指定しないといけないでしょうから。








読書メモの変わりに、日本の6大ブランドと、海外のメジャーブランドのフォトを貼って置きます。クリックすると拡大するので、中身を読んで味の比較もできます。日本の6大ブランドでは、オリオンビールとアサヒのスーパードライの味が似通ってますね。

僕がぜひ飲んでみたいビールは、ビアハンター故マイケルジャクソン氏が絶賛する、スリランカのライオンスタウト。ま、そのへんのスーパーには売ってないですが^^;

(以下のフォトクリックで拡大。中身が読めます)

キリンラガー
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アサヒスーパードライ
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サッポロワンスター
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エビスビール
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サントリープレミアムモルツ
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オリオンビール
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コロナビール
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バスペールエール
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ギネスビール
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ハイネケン
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ライオンスタウト
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ビール飲んで騒ぐ奴♪
俺と一緒に来ないか
ZZ TOP - Beer Drinkers and Hellraisers♪
彼らも長いですね~。44年もメンバーチェンジなしでがんばっています。





トレス・オンブレス(リマスター&エクスパンデッド)

トレス・オンブレス(リマスター&エクスパンデッド)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2011/04/06
  • メディア: CD



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究極のみかん甘平と、1000円以下の旨安ワイン [酒]


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たまには本以外のことを[わーい(嬉しい顔)]
究極のみかんと、1000円以下のうま安ワインについて。

みなさんは、かんきつ類はお好きでしょうか。ちなみにウチの家族はぼく以外は、あまり食べません。知人から箱に入った、デカいみかんを頂きました。デカいみかんといえば、甘夏、だいだい、はっさくのように、皮が分厚くてむきにくい。中身の皮も食べられないほど分厚い。種がある。という三重苦です。

これまで人生で、3回驚いたかんきつ類があります。伊予甘、ネーブル、グレープフルーツです。それぞれ、甘かったり、食べる皮が薄かったり、独特の味がしたりで、すっぱいかんきつ類を食べなれた者からすると、驚きのうまさでした。だけどこれらは、子供の頃の話です。長らくそのような驚きの味のかんきつ類を食べたことがありませんでした。

今回知人から頂いたときも、家族はだれも食べんしなぁ。食べるのも面倒くさいし…と一週間も放置しておりました。そして迎えた3連休。暇やしデカいみかんと格闘でもしようか、と食べてみました。

「なんじゃ、こりゃ~」130211_1037~01.JPG

想像してごらん 巨大な身のしまった温州みかんを
想像してごらん 薄皮でとても甘いみかんを
想像してごらん 種が無いジューシーなみかんを
想像してごらん 外皮が薄くむき易いみかんを

                 130211_1039~01.JPG

思わずジョンレノン口調になってしまいました<_ _>

三重苦がすべて改善されています。アラブの王様や中国共産党幹部が、こぞって購入しそうです。銀座や北新地のチーママが好きそうな味です。

甘平、愛媛で生まれた新品種。2007年に品種登録された、まだ新しいみかんのようです。1こ300円ぐらいと、ちょっと高いですが、もらうとこの味には誰でもびっくりします。


さて次は1000円以下のうま安ワインです。ふだんは500~1000円程度のワインを週に一回ほど購入してるのですが、新世界(チリや南ア)などの、そこそこまずくない、特徴のないワインが多いです。そのなかでこの1年探索を続けまして、ベストの2本です。ジャ~ん!

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<デル・フィン・デル・ムンド・レゼルヴァ カベルネ・ソーヴィニヨン>
あのメッシが愛飲してるワインです。まるでメルローのようになめらかで、一応カベルネソーヴィニヨンの渋さも持ち合わせてる、後味がとても旨いワインです。近所では880円で売られてます。メッシなんか、お金は使い切れないぐらいあるのだから、1万円のワインばかり飲んでも、いいような気がしますが、価格じゃないんでしょう。



                 120319_1911~01.JPG
<エヴォディア>
これも近所で880円~990円で売られてます。なんとパーカーポイント90点です。(2010年もの)毎年80点台後半です。世界三大ワイン評論家もべた褒めです。
パーカーは、「うっとりするほど魅力的。愉快な力作で格安」
タンザーは、「セクシー」
ワインスペクテーター誌は、「ケース買いして、ハマッてる」
神の雫にも登場しています。
これも1000円以下のワインにはなかなかない、後味の余韻がしっかりとあります。

ぼくはパーカーポイントを評価してます。1000円以下でも3000円のワインより高得点がある。その姿勢が、ぼくのようにお金のない酒飲みには嬉しいのです。
(ロバートパーカー:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC


Trashcan Sinatras - Oranges and Apples
トラキャンのアコースティックな雰囲気は結構好きです。[るんるん]

みかんは 君によりつくられ♪
そして 君により倒された



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