ゴーマニズム宣言SPECIAL 昭和天皇論

  • 作者: 小林 よしのり
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/03
  • メディア: 単行本



読後感が、すがすがしい1冊です。

ぼくは昭和史は苦手でした。大東亜戦争に負けるので、読んでて面白くないのです。
ただその後の奇跡的な日本の発展をみると、素晴らしい時代だったということでしょう。
先人のおかげです。

・冷戦下の米国の庇護
・朝鮮戦争特需
・教育水準の高さ
・もともとの技術力の高さ
・資源安
・米国中心の成長する巨大な市場

なんかが高度成長のおもな理由なんでしょうが、
個人的には世界史的な大きな流れや、日本人のベースにある何かが作用したと思ってます。

日本を4等国にしようとした、GHQの教育政策(WGIP)により団塊サヨクが生み出され、
(自虐史観、アジア幻想)現在はその影響下にある日本ですが、徐々に脱しつつあります。

昭和天皇論を読めば、なにか、を再認識できると思います。

日本史上最難局の総理大臣の鈴木貫太郎、陸軍大臣の阿南惟幾に光をあててるのは、さすがです。
こういう侍がいろんな分野で、たくさんでてきて欲しいです。
あ!自分もならないと。。


<目次>
・昭和天皇はマッカーサーとの会見で何を語られたか
・終戦時、国民の天皇への思い
・天皇は玉音放送で何を語られたか
・「聖断」という奇跡
・昭和21年元旦勅書は「人間宣言」ではない
・沖縄を守った天皇メッセージ
・昭和天皇の御巡幸
・決着、昭和天皇の戦争責任
・白村江の敗戦 天智天皇に学べ


昭和の香りのする、Christina Aguilera Candyman です


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