今日から即使える 知らないと恥をかく 必須ビジネス書101冊

  • 作者: 中野 明
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2011/11/04
  • メディア: 単行本


【必須ビジネス書101冊/中野明・ジョージPリンストン/11年11月初版】
本には当たりはずれがあります。基本的にノンフィクションの新刊をメインに読んでますが、
良書が豊作の時期もあれば、不作の時期もあります。

不作の時期には、過去の名著と言われるものを読んでいきたいものです。
ビジネス書はたくさん読んでるつもりでしたが、
ブログに読書メモ残してるのはたった3冊しかありませんでした。まだまだヒヨっこです。

以下は備忘メモです。いつの日か101冊全部の読書メモを残したいです。
ちなみにこの本は1冊1ページ程度にまとめてますが、それをさらに1行にしました。
1行にするとき、何かがわかったような気がしました(笑)



<通勤電車で読みたい1冊>
1.コーチングの神様が教える「できる人」の法則/マークライター/2007年
・人の持つ悪い癖21種類の改善方法

2.天才!成功する人々の法則/マルコムグラッドウエル/2009年
・練習1万時間の法則。ビートルズは8時間x1200回のライブの後デビュー。

3.「やればできる」の研究/キャロルSドゥエック/2008年
・能力は伸ばせると信じてると、実際に伸びる。

4.ビルゲイツの面接試験/ウイリアムパウンドストーン/2003年
・そもそもレドモンド式面接試験(面接でパズル)は機能するのか。

5.7つの習慣/スティーブンRコヴィー/1996年
・過去記事の読書メモです。
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2011-04-02

6.ハイコンセプト/ダニエルピンク/2006年
・新たな時代を生きる6つのセンスの磨き方

7・ウイキノミクス/ドンタブスコット・アンソニーウイリアムス/2007年
・閉じた組織のなかでの開発や生産は限界。大規模な協働。

8.アイデアのつくり方/ジェームスヤング/1988年
・アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ。アイデア発想のバイブル。

9.アイデアのちから/チップハース・ダンハース/2008年
・アイデアの生死は、記憶に焼きつくか否か。

10.イシューからはじめよ/安宅和人/2010年
・必要とされたときに、質の高い仕事をしよう。

11.会議が変わる6つの帽子/エドワードデボーノ/2003年
・6つの視点(感情、データ、思慮深さ、建設的、アイデアの数、考え方)を意識する。

12.カモメになったペンギン/ジョンPコッター/2007年
・氷山が溶けた。ペンギン達の8段階の変革プロセス

13.予想どおりに不合理/ダンアリエリー/2010年
・イグノーベル賞受賞学者のちょっと笑える行動経済学の実験

14.実践行動経済学/リチャードセイラー/2009年
・心の会計の提唱者。人は利得より損失に反応する。

15.買い物する脳/マーティンリンストローム/2008年
・マーケティングの先端は脳科学に到達してる。今後は高い倫理観が必要。

16.単純な脳、複雑な「私」/池谷祐二/2009年
・脳科学の最先端の動きをシンプルに知る本、講義録。↓追記
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2011-12-24

17.仕事は楽しいかね/デイルドーテン/2001年
・不思議な老人が教えてくれる成功のキーポイント。

18.シェア/レイチェルボッツマン/2010年
・社会は所有という行為から利用という行為へシフトしている。

19.不合理な地球人/ハワードダンフォード/2010年
・行動経済学の基礎。プロスペクト理論。損失回避性と確率。

20.言葉の戦略的思考/梶井厚/2010年
・日常的に使う言葉の背景にある戦略的意図。

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<読んでないとは言えないこの1冊>
21.マネジメント/ピータードラッカー/1974年
・過去記事の読書メモです。
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2010-06-19

22.競争の戦略/マイケルポーター/1980年
・戦略論のバイブル。ファイブフォースと3つの基本戦略。和民の渡邉氏の座右の書。

23.イノベーションのジレンマ/クレイトンクリステンセン/2001年
・価格が安くシンプルな破壊的技術によるイノベーションへの対応策。

24.イノベーションへの解/クレイトンクリステンセン/2003年
・続編。技術ベンチャーのための経営書。破壊的技術で優良企業に打ち勝つ手法解説。

25.コトラー&ケラーのマーケティングマネジメント12版/フィリップコトラー/2008年
・マーケティングとは「ニーズに応えて利益を上げること」。基本テキスト。

26.ビジョナリーカンパニー/ジェームズコリンズ/1995年
・企業永続の鍵はビジョンにある。マネジメント、競争の戦略に並ぶ必読書。

27.ザビジョン/ケンブランチャード/2004年
・離婚した主婦の小説をとおしてビジョンの定義や策定方法がわかる。↓追記
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2012-01-07

28.ザゴール/エリヤフゴールドラット/2001年
・ボトルネック肯定を徹底的に改善する。ドラムバッファーロープの話

29.ザゴール2/エリヤフゴールドラット/2002年
・続編。思考プロセスの紹介。同様に小説スタイル。

30.キャズム/ジェフリームーア/2002年
・初期採用者市場と初期多数派市場との間の深い溝(キャズム)。

31.イノベーションの普及/エベレットロジャーズ/2007年
・採用者のカテゴリー分け。イノベーター、初期採用者、初期多数派、後期多数派、遅延者

32.人を動かす/デールカーネギー/1936年
・原則はきわめてシンプル。含みのある物語で読み手の腹に落ちやすい。

33.リーダーになる/ウオレンベニス/2008年
・リーダーとは自分自身になること。(自然体のことか)

34.ハーバード流NOと言わせない交渉術/ウイリアムユーリー/2010年
・両者の利益を明らかにし合意に至る協力方式の交渉術。

35.道を開く/松下幸之助/1968年
・まるで宗教家が書いたような本。心が折れそうになった時に読む本。

36.論語と算盤/渋沢栄一/1985年
・金を稼ぐにも道徳が必要。江戸生まれ武士出身の渋沢の講演録。

37.トヨタ生産方式/大野耐一/1978年
・ニンベンのある自働化。現場で自分で確かめる。大野の円。5回のなぜ。

38.失敗の本質/野中郁次郎ほか/1991年
・日本軍の失敗からなにを学ぶか。

39.名経営者がなぜ失敗するか/シドニーフィンケルシュタイン/2004年
・現代の企業がおかした失敗。他山の石にしたい。

40.フリー/クリスアンダーソン/2009年
・過去記事の読書メモです。
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2010-04-03

41.真実の瞬間/ヤンカールソン/1990年
・真実の瞬間とは、従業員と顧客が接触する瞬間を指す。サービスの本質とは。

42.エクセレントカンパニー/トムピーターズ/1982年
・価値観、機構、戦略、システム、スキル、スタイル、スタッフのマッキンゼーの7つのS。

43.コアコンピタンス経営/ゲリーハメル/2001年
・コアコンピタンスとはわが社の強みのこと。強みをより強化する。

44.GMとともに/アルフレッドスローン/1963年
・事業部制(分権的組織)の導入は1921年GMが最初。GM中興の祖。

45.HPウエイ/デービッドパッカード/2011年
・シリコンバレー発祥の地。ガレージ企業の先駆け。その熱き軌跡。



<戦略思考が身につくこの1冊>
46.競争戦略論/マイケルポーター/1999年
・競争戦略の本質は差別化である。

47.日本の競争戦略/マイケルポーター/2000年
・国内で熾烈な競争にさらされた民間企業こそ国際社会で成功。

48.ブルーオーシャン戦略/Wチャンキム/2005年
・血で血を洗う市場はレッドオーシャン。未知の市場はブルーオーシャン。

49.ストーリーとしての競争戦略/楠木建/2010年
・物語る力は必須の能力。戦略とは「違いをつくってつなげること」

50.企業戦略論/ジェイバーニー/2003年
・ポーターの戦略論と対照的。ポーターが外部環境重視ならこれは内部環境重視。

51.戦略サファリ/ヘンリーミンツバーグ/1999年
・世の中の戦略論を10種類に分類し批判を加える。

52.ランチェスター販売戦略/田岡信夫/1972年
・飛行機による戦闘の研究からマーケティングに応用。

53.ネクストマーケット/CKプラハラード/2010年
・1日150円未満しか使えない人が世界に40億人いる。BOP市場とは底辺市場。

54.戦略的思考とは何か/アビナッシュディキシット/1991年
・囚人のジレンマ等のゲーム理論をビジネスに応用する。

55.仕事に使えるゲーム理論/ジェームズミラー/2004年
・上書との違いはミクロ経済学の理論が前面に出ている。

56.BCG戦略コンセプト/水越豊/2003年
・PPM、経験曲線の発明で有名なボストンコンサルの6つの戦略コンセプトを公開。

57.キャプテンとノートンの戦略バランストスコアカード/ロバートキャプテン/2001年
・企業の業績評価を短期的な財務視点から、学習と成長などの長期的視点も加える。

58.コトラーのマーケティング3.0/フィリップコトラー/2010年
・顧客志向が2.0。その先の幸福、社会実現、顧客をパートナーと考えるマーケティング。

59.発想する会社/トムケリー/2002年
・世界最高のデザインファームIDEOの技法。アイデア発想の5段階と徹底したブレスト。

60.知識創造企業/野中郁次郎/1996年
・暗黙知を形式知におきかえるナレッジマネジメントの話。

61.ブランドエクイティ戦略/デービッドアーカー/1994年
・ブランド価値を高める戦略。

62.事実に基づいた経営/ジェフリーフェファー/2009年
・「半分だけ正しい」経営の常識に注意する。事実に基づいて判断する。

63.アンゾフ戦略経営論/イゴールアンゾフ/2007年
・アンゾフマトリクス(製品・市場マトリクス)で有名な著者の戦略経営論。

64.経営戦略の巨人たち/ウオルターキーチェル/2010年
・コンサルティング業界のビジネス戦国史。

65.インテル戦略転換/アンドリューグローブ/1997年
・戦略転換点(脱ウインテル等)を見誤ると組織存亡の危機に瀕する。

66.兵法三十六計の戦略思考/カイハンクリッペンドルフ/2008年
・世界最古の戦略書。最も著名なのは36番目の「逃げるが勝ち」。ケーススタディも多彩。

67.マーケティング戦争/アルライズ/1986年
・クラウゼヴィッツの戦争論をマーケティングに生かす。

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<ライバルを引き離すこの1冊>
68.経営者の条件/ピータードラッカー/2006年
・自己啓発書の古典。時間の有効活用、強みの強化、優先順位。

69.さあ才能に目覚めよう/マーカスバッキンガム/2001年
・自分が持つ強みを発見する手法。ストレングスファインダー(ネット)で発見可能。

70.リーダーシップチャレンジ/ジェームズクーゼス/1987年
・信頼性と実行力がリーダーの2つの法則。

71.ミッションリーダーシップ/ビルジョージ2004年
・確固たる目的、価値観、真心、人間関係、自己規律がリーダーの特徴。

72.コンピテンシーマネジメントの展開/ライルスペンサー/2001年
・各職種に必要な能力を整理した本。人材をいかに活用するか。

73.ハーマンモデル/ネッドハーマン/2000年
・ハーマンモデルから個人の特性を見極められる。

74.トレードオフ/ケビンメイニー/2010年
・「上質さか、手軽さか」どちらか一方に集中することが大事。

75.スティーブジョブズ脅威のプレゼン/カーマインガロ/2010年
・5分間のデモの準備にチームは数百時間を費やし、ジョブズのリハは丸2日。

76.創造力を生かす/アレックスオズボーン/1948年
・ブレーンストーミングにオズボーンのチェックリストはこの本から広まった。

77.ザマインドマップ/トニーブザン/2005年
・マインドマップの考案者。マインドマップの作り方が解説されてる。

78.考える技術書く技術/バーバラミント/1995年
・文章の構造をピラミッドとして考える。

79.理科系の作文技術/木下是雄/1981年
・段落頭に概要を示す一文があると非常に読みやすい文章になる。

80.論理トレーニング/野矢茂樹/2006年
・論理力向上を目指したトレーニングブック。

81.ロジカルシンキング/照屋華子/2001年
・論理的に思考を整理する技術。自分の意見に常になぜ、なにで検証する。

82.クリティカルシンキング/EBゼックミスタ/1996年
・批判的思考の根幹は、建設的な批判と心がけるべき。

83.戦略のパラドックス/マイケルレイナー/2008年
・戦略の肝はトレードオフ。極端だとリスクが高い。これが戦略のパラドクス。

84.権力を握る人の法則/ジェフリーフェファー/2011年
・社内営業が苦手な人が読む本。権力獲得のための7つの具体的手法。

85.人を助けるとはどういうことか/エドガーシャイン/2009年
・プロセスコンサルテーション。相手の気持ちを考える。



<トップを目指す人のこの1冊>
86.学習する組織/ピーターセンゲ/2011年
・学習する組織のつくりかた。あらゆるものをシステムとしてとらえるシステム思考が鍵。

87.組織行動のマネジメント/スティーブロビンス/2009年
・世界一読まれている組織行動学の教科書。業績評価から報酬システムまで。

88.影響力の武器/ロバートチャルディーニ/2007年
・人に承諾させるメカニズム。返報性、一貫性、好意、権威、希少性、社会的証明。

89.マネジャーのための交渉の認知心理学/マックスベイザーマン/1997年
・交渉の目標は、合意しないよりは良い状況に到達すること。

90.企業価値評価/マッキンゼーアンドカンパニー/2006年
・経営者にも投資家にもアピールする企業価値評価の算出方法。

91.企業分析入門/KGパレプ/2001年
・財務諸表を用いた企業分析手法の解説。

92.クリエイティブ資本論/リチャードフロリダ/2008年
・ゲイ人口比率の高い街ほど、ハイテク比率も高くクリエイティブらしい。寛容は多彩。

93.ソフトパワー/ジョセフナイ/2004年
・強制や報酬でなく、魅力によって望む結果を得る能力。

94.フラット化する世界/トーマスフリードマン/2008年
・著者の「レクサスとオリーブの木」に続くベストセラー。ボーダーレス化。

95.暴走する資本主義/ロバートライシュ/2008年
・1950年代は民主主義と資本主義は共存していた。いまは違う。

96.U理論/Cオットーシャーマー/2010年
・経営学の範囲を超えた過激な理論。経営思想にスピリチュアルをもたらす。
追記:http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2012-12-11

97.出現する未来/Cオットーシャーマー/2006年
・U理論の続編。

98.ベンチャー創造の理論と戦略/ジェフリーティモンズ/1997年
・将来企業するならば、必ず読むべき1冊。資金調達について相当掘り下げている。

99.いまこそケインズとシュンペーターに学べ/吉川洋/2009年
・シュンペーターは経済発展の原動力をイノベーションに求めた。

100.不況の経済学/小野善康/1994年
・不況の解消には公共事業が効く。ケインズ経済学の解説。

101.民の見えざる手/大前研一/2010年
・国民が消費をする仕組みを作れと主張。



個人的には、以下の2冊が入ってないのは不思議でした。

・ビジネスマンの父から息子への30通の手紙
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2010-04-24

・思考は現実化する
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2010-05-04


ロックにおけるもっとも革命的な1日は、1963年の2月11日と言われています。
ビートルズはこの日、10時間でデビューアルバムに収録する10曲をレコーディングする。
レコーディング当日、ビートルズはこの曲を12回ぶっつづけで演奏し、
テイク9とテイク12をつなげて完成テイクとなりました。
デビューアルバムのスタジオライブでこの音、爆発的な人気が出るわけです。
ポールが16歳のときに書いた曲です。



(関連記事)
【古典おすすめ56選】~ ブレない自分をつくる「古典」読書術
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2016-04-30

【世界を変えた10冊の本/池上彰/11年6月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2012-10-27

【大人のための読書の全技術/斎藤孝/14年7月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2014-10-21


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