真冬の向日葵 ―新米記者が見つめたメディアと人間の罪―

  • 作者: 三橋貴明
  • 出版社/メーカー: 海竜社
  • 発売日: 2012/09/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


【真冬の向日葵/三橋貴明/12年9月初版】
故・中川昭一氏の不自然な酩酊会見、その後の急死、麻生、安部総理へのマスコミからの 異常なバッシングに、違和感を感じたすべての人が読むべき本。あれに何も感じない人は 読む必要はありません(笑) 裏でなにがあったか、中川の高校の同期の財務省の玉○国際局長は、女性と共に中川(酒に強い)を、わずかワイン2杯で酩酊させ、上司である中川がまともでないのに強引に会見させ、自身は異例の昇格を果たした。ここまで卑劣な男は許せない。

この本はフィクションなんですが、山崎豊子みたいなもんでかなり核心にせまってます。 結局、日テレのウジ○エと読売のナベ○ネが、財務官僚、民主党議員、など利害関係の 一致する人間と手を組み、自民の保守議員に対してアンチキャンペーンを張った。

それに朝日も同調したということでしょう。朝日新聞主筆若宮の「安部バッシングは朝日の社是」発言など、もうマスコミとは思えません。

欧米の先進国の多くでは、言論の多様性やメディアの相互チェックを確保するため、新聞社が 放送局を系列化する「クロスオーナーシップ」を制限・禁止する制度や法律が設けられています。 日本も即刻禁止し、広告税の導入や、諸外国並みの電波利用料(テレビ)とすべきであると。 だけどそんな政策を掲げると、すべてのマスコミから袋叩きにあうのでしょう。


以下に卑劣なマスコミが麻生、安倍、中川の3名に使ったプロパガンダ手法を明記しておきます。

<ネームコーリング>
対象となる相手に悪しきイメージをもたらすレッテルを貼り、それをひたすら繰り返すという手法。たとえば「麻生クーデター説」を何百回とメディアで繰り返し、「麻生=クーデターの首謀者」という悪印象を大衆に与える。

コミュニティに対しても影響を与える。周囲が「麻生クーデター説」を信じてる場合、その空気に逆らえば、自身のコミュニティからの排除の可能性が生まれる。




<バンドワゴン効果>
勝ち馬に乗れ。ある選択が多数に受け入れられている、流行しているという情報が流れた結果、
その選択への支持が一層強くなること。たとえば民主党の支持率が大したこともないのに、
実数以上に報道すると、国民の意思が影響を受け勝たせる効果が発生する。




<人格攻撃・非平凡化>
麻生が金持ちで高慢で一般人とはかけ離れた感覚をもつ存在である、というイメージを繰り返し報道させ、人気を落としていく。権力者が大衆と同じ境遇にあることを示して、民衆から安心や共感を引き出す、これを平凡化と呼ぶ。その逆で権力者が「大衆的でない」ことを強調し、民衆に疎外感を感じさせる方法が非平凡化。




<報道しない自由>
ダボス会議での麻生の素晴らしいスピーチや、IMFから日本への「人類の歴史上最大の貢献」という感謝の意などの功績を一切報道せず、ラーメンとかホッケとかホテルのバーとかの、政策に関係ない内容ばかりを報道する。




<カードスタッキング>
自分に都合のいいことのみを報じ、不都合なことは隠すという手法。アニメの殿堂は麻生の個人的な趣味というレッテルを貼り、その報道を繰り返す。総事業費58兆円もの大型景気対策をそのまま報じると、麻生首相が果敢な景気対策を行なおうとしているという真実を多くの国民が知ってしまう。

麻生の早期退陣を願うウジ家とナベツネにとって、その政策が功を奏し実際に景気が回復し麻生の手柄にされることは望ましくない。58兆円の景気対策のうち、わずか117億円のアニメの殿堂のみをクローズアップさせ、激しく批判した。



どう転んでもあと1年内には衆院選挙が行なわれます。今回の選挙の経済政策での主な争点は以下です。

自民党      VS    みんな&維新の会
ケインズ主義        新自由主義
デフレ時の政策       インフレ時の政策
TPP反対           TPP賛成
増税は景気回復後      景気回復を待たず増税
インフレターゲット     政策上デフレ維持
円の希薄化よる円安     円高維持

色々書くより、単純にケインズ VS フリードマンの対決です。デフレの日本にどちらが相応しいか、世界の潮流(アンチグローバル)や、40年続いたフリードマンからケインズ復権への流れ、などをみて各人が判断すべき事だと思います。

しかし朝日新聞は、社是のアンチ安倍と、取材拒否の橋下のどちらを優先するか見ものです。案外こりずに民主党を勝たせようとしたりして^^;


テイラースイフトで「チェンジ」 2番の歌詞がかなりいい歌です。まさに逆境での戦いの詩です。(日本語和訳つきのヨウツベ) 心の底から力が湧いてきます。


不公平な戦いをするのは大変だ でも強くなってきている♪
風向きが変わり 今夜は私たちが勝ち 立ち上がる♪

p.s.ニューアルバム「レッド」は10月24日発売です♪

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