日本人が知らない韓国売春婦の真実

  • 作者: 中村 淳彦
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2014/10/10
  • メディア: 単行本


【日本人が知らない韓国売○婦の真実/中村淳彦/14年10月初版】
伏字だらけですいません。また中村淳彦の著作を読んでしまった。この人このジャンルだけでなくて、他のジャンルでも面白いものが書けると思います。いろんな分野に切り込んでほしい。

嫌韓団体の韓国人売○婦に対するヘイトスピーチは激しい。韓国政府によると5万人の韓国人が日本に売○で来てるそうです。嫌韓団体は言います。「数十年後、日本に強制連行されて、鶯谷で売○させられた、と韓国人は絶対に言う。すでに中央日報は日本に人身売買の有効な法律がないから、韓国人が日本の男の毒牙にかかっている、と言い出している。このままいくと、新たな慰安婦問題で、子や孫に新たな苦しみが生まれる。だから出ていけ。」

韓国人女性はどうして日本にやってきて売○するのか?韓国の売○事情はどうなっているのか?日本への出稼ぎ女性が5万人というのは多すぎやしないか?

日本の風○ライターの第一人者である著者が、現在の鶯谷の事情、日本における韓流風○の変遷、韓国ソウルの売○風景等を、綿密な取材により、最新の料金まで含めて描き出します。一言でいうとタメになる一冊です。いろんな疑問が氷解しました。

一つ目の疑問。プサンの緑町の女の子はどこに行ったのか?

二つ目の疑問。なぜ平均給与が30万円台/月までデフレ化した日本の風○業界に、50万円台/月も収入がある韓国人○○婦がやってくるのか?

三つ目の疑問。韓国のルームサロンのようなサービスは、日本の韓国人クラブはやっているのか?
(韓国のルームサロンの部屋。日本のラウンジより個室が多い気がする)




個人的な話ですが、2000年代は仕事でよく韓国に行ってました。プサン、チャンウォン、ソウルあたりです。なかでもプサンはよく行きました。夜は日本商社の現地支店の人たちと会食です。2次会はだいたいルームサロンに行きます。

聞いた話によると、当時のレートで、ルームサロンは1人2万円、さらにアフターも一人2万円でした。2次会のない日は、ホテルから模範タクシーに乗って、緑町へ遊びに行く人もいた。1時間1万円ほどで、日本の○崎あたりの半額のイメージでした。緑町は壮観で、1つの店に20人ぐらいア○シがいて、ざっと50店~100店ほどあったかなぁ。レッドライトのショーケースの中に、1000人ぐらいのア○シがいたような気がします。今は2004年以降の性○買特別法により、罰則が厳しく、50人ぐらいしかいないそうです。韓国の特別法は厳しくて、ア○シも客も30万円の罰金。日本は経営者だけが罰せられます。そりゃー韓国の店舗型は壊滅しますよね。



で、一つ目の疑問。日本と同じように店舗型は駆逐されて、新種の無店舗型に変わってしまった。本書にはどんな種類があるか、それぞれの料金、など細かな説明があります。昔に比べたら高くなってるような気がします。このへんの情報は韓国出張する人には有益だと思うので、本書にてご一読されることをお勧めします。



二つ目の疑問。日本に来てる韓国人は脱北者が多いそうです。北朝鮮からの脱北者は年間2~3万人。脱北屋はまず中朝双方の国境警備兵に金を渡す。中国の延吉で一定期間かくまって韓国に亡命する手はずを整える。その額は日本円で10~100万円。もちろん脱北者には支払う金はなくて、若くて美人な女性が商品価値が高い。

脱北した女性は、嫁の来手がない中国の農村に50万円で人○売買されるか、延吉市内で売○がセットになったカラオケ、マッサージ、レストランで働かされる。彼女たちは北朝鮮に残した明日食う飯もない身内を養うために脱北してる。その後脱北者はブローカーを介して中国人として偽造パスポートを作成。そして韓国行きの飛行機に乗って、韓国の空港で脱北者であることを申告する。韓国で一定期間を過ごせば韓国籍を取得できて正式なパスポートを作ることができる。

韓国では脱北者への差別や搾取が著しく、生活は苦しい。そのため日本に来て北朝鮮に残した家族のために稼ぎたいと、本人たちが望んで売○に走るケースが多い。彼女たちは脱北者であることを隠して、自らのことを韓国人であると言う。鶯谷の韓国デ○○ルの過半数は脱北者である。



三つ目の疑問。赤坂にあるような高級韓国人クラブラウンジではアフターはある。1人3万円ほどの店。安価な韓国人スナックにはそういうサービスはない。

韓国本国のルームサロンは合理的だなぁと思ってました。きれいな女の子とクラブで酒を飲んでると、その気になる。韓国のルームサロンはほぼ100%別料金でアフターがある。そういうシステムです。だけど日本のクラブは飲んで帰るだけ。

で、日本にもそういう店がないか、調べた事がありました。東京だったら、鎌田あたりのカンボジアの女の子がやってるスナックでは、別料金でアフターがあるという噂を聞いて行ってみました。だけどオファーはなかった。この本を見て氷解したのが、営業時間中は○まるので、閉店後ならOKであると。

なるほど、仕事の付き合いで韓国、中国、アジア系(これらは日本のスナックより安い)の店にはよく行きましが、閉店までいなかった。オファーがないはずです。


以下にその他の読書メモを。

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<鶯谷の歴史>
隣駅の上野駅は東北、上越、信州から上京するものの玄関口で、田舎から求職者が日夜やってきた。東京の上野周辺はあてもなく上京した出稼ぎ者たちの寝泊りする場所が不足した。そこで隣駅の鶯谷駅前の焼け跡に簡易宿泊所が建つようになった。

戦後をこえて経済成長期になり、だんだん素泊まりする客は減った。時代にあわせて簡易宿泊所はだんだんラ○○テルに業務転換した。




<なぜ摘発リスクを抱えながら本○をするのか?適法である類似行為ではだめなのか?>
単純に需要が高い。とくに日本に滞在できる90日間という短期間に、できるだけ稼ぎたいと考えている韓国人○○婦や、1人あたり150万~200万円で人身売○をして女の子を日本に集めている経営者(だいたい韓国人女性が多い)らは、本○に手を出さざるを得ない。




<東京で警察が動かない街>
東京で警察が動かないのは、鶯谷と大塚。ほかの地域は本○なんかしたら捕まる。鶯谷はとにかく摘発が少ないので、いろんな業者が集まってくる。治外法権みたいになっていて、逆に法律を守って長期的に営業したい普通のデ○○ルは入り込めなくて、外国人系か熟○系が残る。熟○系は、団塊や団塊ジュニアの人口が多くて、高齢の需要があるので、30代~50代でも生き残っている。

その気になればすべての店が摘発できるのに、見逃されているのは、すべての本○デ○○ルを摘発したら、途端に街全体の経済が回らなくなり、街から人がいなくなるから。ラ○○テルは空き室だらけになり、飲食店は客が入らず、ゴーストタウンになってしまう。管轄警察は売○防止法は黙認したほうが得であると判断している。




<韓国の売○は国策だった>
起源は朝鮮戦争時の米軍や国連軍相手の慰安所。アガシたちは米軍慰安婦と呼ばれていた。北の脅威は同盟軍である米軍に守ってもらう必要があり、大量の米軍が駐留した。朝鮮戦争後、国を立て直すためなんとか外貨獲得をしたかった当時の大統領パクチョンヒ(クネの父親)は、なんと売○を外貨稼ぎの主軸とする政策をとった。パクは1961年、観光事業振興法を制定し、政府主導で国内に104か所の赤線を設置した。その大半は米軍基地村。

当時、基地村で働く○○婦は、ドルを稼ぐ愛国者、民間外交官、などとポジティブに呼ばれた。韓国政府としては、基地村での売○は、「元手無しで外貨を獲得する最も有効な方法」であった。60年代韓国は、売○がGDPの25%を占めたという。




<韓国の現在の代表的な産業変種型の○風俗>
それぞれ1pほど解説があり、料金やサービス内容が書かれている。ここでは割愛する。ある意味本書のメインディッシュか。韓国とのビジネスがあり詳細情報が必要な方は本書にて。しかしいろんな種類がある。

ルームサロン、団欒酒場、ノレバン、チケット茶房、按摩施術所、トッキ○タン、美○床屋、キー○ンハウス、エスコート○ガシ、ポドパン、男性休憩テ○、オフィス○ル、デ○ルバン、キ○バン、リッ○カフェ、電話房。




<韓国の売○従事者はどれくらいいるのか>
2011年12月、韓国の民間組織「男性連帯」が発表した統計では、韓国国籍で売○に従事する女性は189万人に達し、20~35歳の女性のうち30%が性○○に関連する仕事をしていると、具体的な数字を提示した。
置屋3000店に9000人、美○床屋2万店に4万人、全国4万軒の宿泊施設に8万人、マッサージ店600店に6000人、カラオケの数だけ愛○バンクがあり54万人、以下省略。

一方韓国政府の2007年の実態調査では、置屋3644人、産業変種型(カラオケ、理髪店、ナイトクラブ)で売○する女性は14万7000人、新興型(ポドバンやリップカフェ、ネット類)11万8000人で韓国内で売○する女性は総計27万人と発表している。海外遠征○○婦は10万人といわれており、政府の数字を採用すると37万人が韓国人○○婦となる。

ちなみに日本の性○○店に勤める女性は推計35万人であり、韓国の人口が日本の40%であることを考慮すれば、人口比で少なくとも日本の2倍以上であることは間違いない。

日本の場合F1層とよばれる20~34歳の女性人口は約1000万人。性○○店に勤める女性が仮に35万人とすると、この年齢層の女性の28人に1人が○○嬢ということになる。○○嬢のすべてが日本人女性ではないので、この比率はもう少し下がる。

韓国政府の発表を信じるとすれば、日本の2倍以上とすると、14人に1人以上が○産業の従事者となる。


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  • 発売日: 2002/04/01
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