博士の愛した数式 (新潮文庫)

  • 作者: 小川 洋子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/11/26
  • メディア: 文庫



あなたにとって、美しいものやほんとに楽しいことはなんですか。

この本は、美しいものやほんとに楽しいことを気づかせてくれます。

野球場でのナイターや、親しい人とのホームパーティなんかです。
高価なものや、レア体験話なんかは誰もが共感できません。
だってやろうにも、自分で手が届かないじゃないですか。

身近な日常レベルの話を、光り輝くもののように描き出してくれると、
そんなに良かったかな、ぼくもやってみようかなと思います。


朝日新聞が選んだ2000年代の50冊、第6位でした。
本屋に大きなコーナーがありどーんとおいてました。

よんでる間にみるみる涙がたまります。
あったかい涙です。

誰かを喜ばそうとして、一生懸命になることは美しいですね。
また、喜んでる人をみることは、人生最高の快楽です。

阪神に対する愛情に溢れてるので、
阪神ファンで未読のかたはぜひ読んでみてください。
このすばらしい本をまだ読んでない方がうらやましいです。
一から感動を味わえますから。

子供のころはじめて行った、ナイターでの甲子園は、
それはそれは本当に美しかった。
いまだに人生で、もっとも大きな感動のひとつです。

ジョンレノンでビューティフルボーイ。
父は失踪、母は同棲していたジョンは、ミミおばさんに育てられました。
専業主夫までして育てたショーンの歌です。
ジョンはショーンを育てながら、自分を癒していたのかもしれません。





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