成功する人は、なぜジャンケンが強いのか (青春新書インテリジェンス)

  • 作者: 西田一見
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2013/03/02
  • メディア: 新書


【成功する人は、なぜジャンケンが強いのか/西田一見/13年3月初版】
ジャンケンで勝つ人とは、一言でいうと、「絶対に自分が勝つ」と信じきっている人。勝ちグセをつけてマイナスイメージを排除しましょうと。

いわゆる成功本でした。成功とは何か。この本では成功には2種類あると定義しています。ひとつ目の成功は「社会的成功」です。現代の先進国では、お金を稼ぐことが代表的なものです。もうひとつの成功は、「人間的成功」です。人間としての幸せを追求することです。何かに縛られることなく自由に好きなことをして生きたり、人と人のつながりを大切にすることです。

もう成功本は読まないつもりでしたが、タイトルにやられました。まぁ、たまにはいいか。

以下に読書メモを。


<うつ病>
うつ病になってしまう人は、寝る前にたいがいマイナスのことばかり考える。すると、ようやく眠りについても、寝ている間に脳はマイナスの経験を反復してしまう。こんなことを繰り返せば、病気になってしまうのも無理はない。


<脳にマイナスの要素を貯めない>
夜寝る前に消去して、脳をリセットする必要がある。大変効果があるのが瞑想だ。座禅を組み脳をからっぽにする。これは難しい。たいていの人は雑念だらけになる。おすすめは以下の呼吸法。
・ゆったり椅子に腰かけ目をつぶる
・3秒かけて鼻から息を吸い2秒止める
・ゆっくり時間をかけて口から息を吐く
・吐くときは口を小さく開け、細い息を心がける
・その際頭の中から余計なものを吐き出していくイメージを持つ
この呼吸を4回ほど繰り返すだけで、頭の中はすっきりする。


<言霊>
人が言葉を発するとき、脳では何が起きているか。左脳が言葉、右脳がイメージを司っている。左脳がマイナスの言葉を発すると、脳梁を通して信号が右脳へ届き、右脳はマイナスのイメージを生み、そこにマイナスの反応が生まれる。脳は自分が発した言葉に、イメージ・感情・思考が支配されてしまう。

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<魔法の言葉>
「私は強く力があり、人を愛し、いつも協調的で、とても幸せです」
このような魔法の言葉を毎日自分に語りかけていれば、あなたの脳は必ずそちらを目指して変わり始める。自分なりの言葉に言いかえればよい。


<脳の同化>
実は私たちの脳は、いつも一緒にいる人の脳に同化していくという特性を持っている。


<エジソンの言葉>
エジソンは成功するまで、失敗の連続だった。「私は失敗はしていない。これまで、うまくいかないという発見を1万回したのだ」彼は1日3時間しか寝ないでずっと実験を続けた人だが、死ぬとき「私はこれまで仕事というものをしたことがない」と言ったそうだ。何というアホでしょう。彼にとっては、実験は楽しくて仕方がなかったのだ。ゲームをやっている子どもと同じだ。


<勝つ交渉術>
交渉にはかなりの確率で勝てる秘策がある。それは「後出し」だ。


<余計なことを考えずにアホになる>
何か物事に取りかかるとき、自分にできる要素、できない要素、必要なもの、問題点などいろいろなことを考えて、あれこれ準備してからはじめるのが「頭のいい人」だと一般的には思われている。しかしこういう頭のいい人は、成功できないか、そこそこの成功しか得られない。「成功したいならアホになれ」

たとえば本田宗一郎は、もとは静岡の町工場のおやじだった。そんな彼が小さな工場の中でみかん箱の上に立ち、「俺は世界のホンダになる」と言ったそうだ。見ようによっては完全にアホではないか。


二人でホンダ・ショップへ行こう#59126;
(小さなホンダ ホンダ 速い 速い)
小さいけど 楽しいバイクさ♪

The Beach Boys - Little Honda ♪




おまけに、もうひとつホンダのバイクソング、ブルハーツでMONKEY♪
MONKEY / THE BLUE HEARTS




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