たまには音楽のことを。

14年8月に1stアルバムを発売した片平里菜。日本のテイラースイフトと言われてます。
この子の声がかなりいい。低いときはブロッサムディアリー、シャウトするとアラニスモリセット。
全般的なイメージはテイラースイフトです。

アレンジはバラード系はノラジョーンズ、ハード系はアラニスモリセット、
ポップ系はテイラースイフトといったかんじ。
全般的にはロックにまとめてる感じがしますが、1stはもう少しアコースティックにして欲しかった。
素材がいいだけに。
それでもボーカルの良さを前面に押し出したつくりになってるので、十分に聴けるアルバムです。




<女性ボーカルはお好きですか?>
若いころは女性ボーカル物はあまり聞かなかったです。
結婚して奥さんがあんまり癒してくれなくなってから(笑)、ジャズボにはまりました。
女性ボーカリストがぼくを癒してくれないかなぁなんて思いながら。

新しい人が出ると、それなりにチェックするのですが、
ノラジョーンズやサラガザレク以降は、マイフェバリットな新人を見つけられてません。

古いところでは、ケントンとのDUETが最高のジューンクリスティ、
近年では初期ホリーコール、ステイシーケント、ノラジョーンズ、サラガサレクなんかが、
癒されるいい声だなと思っています。

基本的にかわいい声が好みで、ダイアナクラールやカサンドラウィルソンのような野太い声には、
身体が反応しません^^

ジャズではないですが初期の頃のジョニミッチェルやテイラースイフト、
邦楽なら今井美樹や若いころの松田聖子なんかも好みの声です。

なかなか見つからなかった新しい声。テイラースイフト以来のマイフェバリットです。

ジャズボを中心に女性ボーカル物を聴かれてる、大人のリスナーのみなさん。
ロリ声を追求すると「元祖ウィスパーヴォイス、ブロッサムディアリー」に行きつくじゃないですか。

彼女は1924年生まれなので、若いころの音源はMONOです。
現代日本の素晴らしい音質で、縦横無尽にシャウトしたり、
ささやいたりするブロッサムディアリーを聴きたくありませんか?

もしそういう思いがあるなら、片平里菜を聴いてみることをお薦めします。
JPOPということで回避されてるかもしれませんが、この子はかなりいいです。





<さいきん心動かされた音楽はありますか?>
10代の時ほど熱心に聴いてるわけではありませんが、ケーブルの音楽チャンネルは見てるし、
それなりのペースで新旧のいい音源を探しています。といっても年間50枚ペースですが。

で、2000年代以降で心揺さぶられた新人は、以下の6組です。
ノラジョーンズ、アンジェラアキ、サラガザレク、マムフォード&サンズ、テイラースイフト、アデル。
メジャーどころが多い。けっこうミーハーです。

じつは片平里菜にも同じぐらい心揺さぶられている。
音楽の好みというのは人それぞれで、みんな自分なりのツボがあってそれにはまるかどうか。
今回は声とアコースティックさが好みのど真ん中でした。

彼女は福島出身のシンガーソングライターで、歌詞のところどころに福島が垣間見えて、
胸がギュッとなる部分があります。
まだ22歳の彼女が、これからの人生でいろんな経験を積み重ねると、
より深い詩が書けるようになるかもしれません。今後の成長が楽しみなシンガーソングライターです。

ちなみに本作はデビュー作なので、これまで書き溜めたすべてをぶつけています。
デビュー作にはデビュー作にしかないキラメキや儚さがあります。本作からもそれが伝わってきました。


片平里菜のライブ、10:42からの「女の子は泣かない」がおすすめ♪


声が似てるブロッサムディアリーのI Won't Dance♪ パッと聴くとそんなに似てないかもしれないけど、両者を聴きこんでると、同じ質だと感じます。



片平里菜のamazing sky♪ アレンジがいい♪



あんまり貼りすぎるとくどいですが、サラガザレクのYours♪ この曲好きなんですよ。サラは第一回エラフィッツジェラルド賞受賞シンガーです#59126;




amazing sky (初回限定盤)(DVD付き)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2014/08/06
  • メディア: CD




Yours

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Native Language
  • 発売日: 2005/08/23
  • メディア: CD




ブロッサム・ディアリー+3

  • アーティスト: レイ・ブラウン,ハーブ・エリス,ケニー・バレル,ジョー・ジョーンズ,エド・シグペン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2003/04/23
  • メディア: CD



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