日本経済復活の処方箋が書かれてます。
一言で言うと、国債を発行し、政府支出を増やし公共投資(フロー)を成長分野に突っ込み、
GDPを増やすと言うことです。
消費も投資も冷えこんでるので政府支出しか、
GDPアップはないのです。
(GDP=消費+投資+政府支出、細かいのは略)
政府の負債はどうするか、いわゆるインフレターゲットを設定して、
借金を希薄化させることが最適との事です。
そこに至るまでの政府の利払いはどうするか。
国債の購入者の94%は日本国民なので、
日本のGDPに還流しており減らす必要はないのですが、気になるなら、日本銀行に買取らす。
そうすれば、日銀は政府の子会社に該当するので、
日銀に払われた国債金利は、丸ごと国庫に納入されます。
日本と違って諸外国は、国債の購入者は外国です。返せない場合はデフォルトし、IMF行きです。
国債を発行しても購入者のいない未達を繰り返しています。中国にしても、欧州にしても。
この本には、民主党の失政のことは、ほとんど書かれてません。
250p中の20p程度です。書いてもぶれるから。。
とてもわかりやすい、マクロ経済の決定版だと思います。
・誰かの資産は、別の誰かにとって負債である
・政府の負債(国債)は国民の資産である
たぶん読んだ後は、視界が変わってくると思います。
ぼくが高校時代にレコード集めてたケニーロジャースで、ギャンブラー♪
(広告)