ショパンは1810年3月1日生まれなので、そろそろ生誕200年になります。
ポーランドは記念紙幣を2月末に発行するらしく(20ズロチ札=600円)、
ミーハーなぼくは欲しいなーとか思ってます。
http://www.afpbb.com/article/entertainment/music/2690808/5276738
ショパンを誰で聞くかなんですが、やっぱりショパンコンクール優勝者で聞くのがいいような気がします。
第5回 (1955年) - アダム・ハラシェヴィチ(ポーランド)
第6回 (1960年) - マウリツィオ・ポリーニ(イタリア)
第7回 (1965年) - マルタ・アルゲリッチ(アルゼンチン)
第8回 (1970年) - ギャリック・オールソン(アメリカ)
第9回 (1975年) - クリスティアン・ツィメルマン(ポーランド)
第10回 (1980年) - ダン・タイ・ソン(ヴェトナム)
第11回 (1985年) - スタニスラフ・ブーニン(ソヴィエト連邦)
第12回 (1990年) - 該当者なし
第13回 (1995年) - 該当者なし
第14回 (2000年) - リ・ユンディ(中国)
第15回 (2005年) - ラファウ・ブレハッチ(ポーランド)
55年まではポーランド人とソ連人しか優勝してなくて、
55年は2位のアシュケナージが実質の優勝者のようなものです。
この人はピアノの森の映画のピアノも弾いてたりします。
60年は鉄人ポリー二。
クラシックジャーナル編集長中川氏は、クラシック入門者はシンフォニーならカラヤン、
ピアノはポリーニでどうぞと薦めてます。ポリーニならエチュードがお薦めです。
で、65年のアルゲリッチ姉さん。とにかく人気があります。
ジャズピアニストに例えて恐縮ですが、ぼくの感覚では、オスカーピーターソンのような、
一音一音きらきら光る音というか、ミスタッチを気にしないリズム感重視というか、
ラテンののりと言うか、なんしか最高です。
クラシックのCDはグラモフォンなんか1000円で安いとは言っても、
なけなしの小遣いのなかから、ちょこちょことアルゲリッチ姉さんを購入してましたが、
出ましたBOX3000円8枚セット。1枚あたり400円!
シュリンパーさんのPL記事読んでると、コンチェルトのBOXを紹介されてて、
調べるとソロのBOXもあるという。
収録曲は以下です。
■ショパン:ピアノ・ソナタ第2番、第3番、
スケルツォ第2番、第3番、ポロネーズ第6番、第7番、
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ、
マズルカ第36番、第37番、第38番、
24の前奏曲、前奏曲嬰ハ短調、前奏曲変イ長調(遺作)、舟歌 嬰ヘ長調
■リスト:ハンガリー狂詩曲第6番、ピアノ・ソナタ ロ短調
■シューマン:ピアノ・ソナタ第2番、子供の情景、クライスレリアーナ
■ラヴェル:水の戯れ、夜のガスパール、ソナチネ、高雅にして感傷的なワルツ
■ブラームス:2つのラプソディ第1番、第2番
■プロコフィエフ:トッカータ ハ長調
■J.S.バッハ:トッカータ BWV.911、パルティータ第2番、イギリス組曲第2番
3000円で買える幸せとはこのことです。
お金で買える幸せは買ったほうがいいですね!!
他にも巨匠ホロビッツとか、ルービンシュタインとかいいもの色々ありますが、
彼らの全盛期は40年代だったりして音源が古くてちょっと。。
<お奨め結論>
1、ポリーニのエチュード(超絶技巧)
2、アルゲリッチ姉さんのプレリュード
ここからが入りやすいかとおもいます。
アルゲリッチの英雄ポロネーズです。
3:08からのインベーダーの名古屋うち(笑)左手のオクターブ奏法はすばらしいです。
Martha Argerich: The Collection 1: The Solo Recordings
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
- 発売日: 2008/08/28
- メディア: CD
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