2020年の教科書(10年後も必要とされる人材になる方法) (フォレスト2545新書)
- 作者: 菅下清廣
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2010/01/15
- メディア: 新書
未来を開拓できるでしょうか。。
石田衣良、つんくや諸分野の起業家や著名コンサルが2020年を予測し、
生き残る方法を伝授します。(著者/管下清廣との対談形式)
読めばやる気が起きるのは、請け合いです。
しかしどうも勝間和代風で、ぼくはのんびりスローライフ派なので、疲れます。
挑めばチャンス、逃げればピンチとか、リスクテイクしないと大きな成功はないとか言われてもねえ。
一言でいうと、現状に満足せずに、志があれば、リスクをとってでもチャレンジしよう。との本です。
志とは、世のため人のためになることです。
これと自分の得意分野(みつけるのが大変)と、利益が一体になれば、
いわゆる企業理念みたいなものが構築できて、みんなのベクトルが一緒になります。
ワークスアプリケーションズの牧野社長の話はこれの見本みたいな話でした。
アマゾン、グーグル、アップルは10年前は種か低収益でした。
だれも現状を予想できる人などいなかったはずです。
そういう意味では、日本も続けと問いかけるこの本は意味があると思います。
ただつくった会社の半分は1年でなくなる、10年生き延びる会社は1割しかない現実は、
よく考える必要はあります。つまるところは、能力と運か。
恋愛問題の未来を語った、石田さんの話が普遍性があっていちばん沁みいりました。
就活、婚活のつぎは産活とかいってましたが(笑)
石田衣良のかたるモテル人とは
「目の前で起きた問題をやわらかに受け止めて対処できる人。問題解決というんですかね、
ユーモアをもって、落ち着いて対処できる人がいいんじゃないでしょうか。」
「そういった知力だったり、ユーモアだったり、生き延びる力というのは、セクシーで魅力的です。」
べつにモテようとは思ってませんが、ぼくの目指すところです。
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