マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

  • 作者: ピーター・F・ドラッカー
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2001/12/14
  • メディア: 単行本


儒教や仏教、ユングやドラッカー、ニーチェ、マルクスなどの賢人は、
みな同じようなことを言ってます。まとめると、

1.人にやさしく
2.イメージが大事
3.独りじめせずに分け与えてみなが幸せに


<人にやさしく>
儒教でいうところの仁です。現代の言葉では愛。
仏教では慈悲でしょうか。

儒教の創始者の孔子は、わりと常識的なので、
身内の範囲で仁を行えと言います。

仏教では、ひろくあまねく慈悲を行えと言います。
儒者の孟子は、仁はむつかしいので義(恩を返すこと)を提唱します。

ドラッカーでいえば、顧客第一主義です。
言いかえると人のためになることを必死で追求すると、企業は成功するよと。。




<イメージが大事>
ユングと真言密教の空海は、おなじことを言ってます。
人間の深層心理の集合的無意識の部分にアクセスし、
みなの想念がある方向に向かうと、ものごとはその方向に向かうと。

ユングはこの集合的無意識と、シンクロニシティの2点をもってオカルチックと評せられてますが、
まあ実際、科学的検証はできないですもんね。
ちなみに、ローマ帝国の創始者も、イメージにおいて勝つことが一番大事といってました。
真理はひとつですか。




<みなに分け与えること>
最近、ウオーレンバフェットなんかの猛禽類の代表までが、
利益の半分は慈善に寄付すべきと言ってて笑っちゃいましたが、
カーネギーのまねでしょうか。

マルクス、ドラッカーともに根本は同じような思想です。
仏教儒教、洋の東西を問わず、賢人はおなじようなことをみな言ってます。
独りじめすると、あいつはけしからんと、
みなの想念がその方向にむかうので、だめになるのでしょう。


これらの3つの真理を胸の中心にすえて、発言をすると、
まるで追い風を受けたたこのように、いろんなものが上昇します。


ぼくですか?
目立たぬように、はしゃがぬように、
河島英五の「時代遅れ」のような男になりたいです。




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