たいていの事は忘れてしまう僕ですが、
さすがにあの日のことは覚えています。

95年1月17日は神戸の社宅住まいでした。

どーんという衝撃で目が覚め、横には身重の奥さんがいました。
徐々にゆれが強くなり、ひとつひとつあきらめていきました。

寝室には、倒れてくるものはなかったのですが、
電気が奥さんの上におちてこないか心配しました。

真っ暗だったので、靴を履いて懐中電灯をさがしましたがなかったので、
近所のローソンにいきました。当然ぐちゃぐちゃで閉まってました。

明るくなるまで、車の中でエンジンかけてラジオを聴いてすごしました。
高速が倒れてるとの情報で、そこまでの地震だったのかと驚愕しました。
そんなことが自分の身にふりかかることは想像もしてない、あまちゃんでした。

その後の1年は、交通網やライフラインの切断で相当な不便をしいられましたが、
記憶は風化していきます。

亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

震災の年に生まれた長男は、健康に育ち前途洋々です。
あのときに助けてくれた多くの方々に、感謝いたします。



中島みゆきの「時代」を、徳永で♪




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