1986年に購入したステンカラーコートです。
じつはぼくは、とても物持ちがよかったりします。
なぜか、モノの傷みが少ない。

1986年はなぜかファッション雑誌で、
ステンカラーコートとプレーントゥシューズが一押しされて流行りました。

若かったぼくは流行に踊った。
メンズビギで6万弱のコートとリーガルで1万強の靴を購入。
バイト代は吹っ飛びました。

ふと思ったのですが、四半世紀たっても物価が全然変わってない。
逆に高く感じてしまいます。

そこで主要各国の89年⇒09年のインフレ率を調べてみました。
(データが89年からしか無かった)
http://ecodb.net/ranking/imf_pcpie.html

アメリカ:170%
イギリス:163%
ドイツ:134%(91年比)
フランス:144%
イタリア:191%
カナダ:151%
ロシア:300%(00年比)
中国:250%
韓国:230%
日本:108% 誤差の範囲か・・


上記で世界のGDPの7割近いシェア。
世界の常識的インフレ率と考えて差し支えないでしょう。

日本以外は結構インフレですね。
政府の借金と為替についてインフレ率データから考えてみます。


①各国政府の借金
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/007.htm
G7諸国の公的債務対GDP概略比率は09年度で
日本:190%
伊:123%
米:87%
独:78%
仏:86%
カナダ:78%
英:75%

仮に日本が米国並みのインフレ率だったとしてインフレ率で割り戻すと(米国との比率で1.6)
日本の比率は120%程度で、G7諸国と大差ないです。
今後G7諸国(除く日本)は、失われた10年をバブル崩壊で経験するので、
政府負債はさらに増大するでしょう。
というか国債発行しても、未達の可能性高いです。

加えてG7諸国は英国を除き対外債務比率が高いですが、
日本政府の公的債務は、94%国内からで海外からもほとんど円建てです。
デフォルトすることはありえません。
日銀券を刷りまくって、返済すればいいだけの話です。

他の諸国並みにインフレして、
僕の家のローンの負担感を下げて欲しいな。。


②為替について
円ドルレートは、95年頃の79円=$が最高値だと思いますが、
そこからドルは1.4倍インフレしてます。
現時点だと56円=$が当時の79円レベルですか。
となると現状の90円は当時の126円程度の感覚か。



86年、当時ディスコやダンパで一番盛り上がった曲で、
ブロンスキービートのヒットザットパーフェクトビート♪



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