野村の見立て、ほか1冊の書評 [本/ルポ社会]
<野村の見立て/野村克也/11年7月初版>
ぼくが読書メモをはじめたのは、野村さんの影響です。
この人の本を読むと、野球人なのに金言が溢れていて何故だろうと。
若いころから読んだ本の読書メモを取っていたようです。
ぼくも読書ノートをはじめてみたものの、長続きしませんでした。
だいたい、きたない字で書いてもあとで読み返すとゲンナリします。
そのうちにノートがどっか紛失したりして、そんな愚行を2~3回続けてました。
読書ブログを始めてようやく定着しました。ただ当初の金言メモからだいぶ趣旨が変わり、
自分の思いを書き連ねたり、YOUTUBEの楽曲で韻を踏むことに精を出したり。。
また多読しすぎると、感受性の劣化というか感動が少なくなってきます。
年齢と知識の積み重ねで、内面の成長によるものだと思いたいものですが。
・ルーキーの見立て
・捕手の見立て
・監督の見立て
・新戦力の見立て
・打撃陣の見立て
・投手陣の見立て
・フロント、コーチングスタッフの見立て
・球界の見立て
12球団をそれぞれ野村さんが評価していきます。野球ファンにはタマランです。
読んでみると、へ~ということ満載です。
○広島のバリントンは2002年の全米ドラフト全体1位
(ウエーバーなので最下位が1番に指名できる)毎年1500人の新人が
指名されるドラフトで1番最初に名前が呼ばれる大物だった。
○オリックスの朴とスンヨプは、韓国での球団営業の側面が強い。
楽天でさえ、ビジターのオリ戦の放映権料を韓国に売って5000万円の収入を得たらしい。
○細川獲得までキャッチャーに泣いてたソフバンの王監督から、楽天の藤井をくれと言われた。
○阪神の投手陣は、藤井になって投げやすいと言ってる。
城島やら、真弓采配やら、金本の起用やら思いっきり批判してます。
もう一回野村監督に、阪神の監督やってほしいなあ。
<日本の正体/高橋五郎、小池壮彦/11年7月初版>
最近、陰謀論を馬鹿にできなくなりました。
原発事故でも表の対応(政府発表)と実際の状況が違いすぎたので。
正史で我々が知ってる事と(公式アナウンス)、実際に起きてることは違うのではないかという。
歴史の教科書には書いてない「天皇はなぜ続いたか」、これは皇室財産があったから。
南北朝の争いにしても、歴代の幕府の朝廷政策にしても、
律令制下で膨らんだ皇室財産の収奪合戦だったようです。
とくに明治維新後に莫大な規模になった皇室財産は、
第二次大戦後に没収されたことになってますが、じつは温存されていて、
「日本の金回りシステムの担保」になってるそうです。
天皇と並ぶ公的な保証人は世界にもほとんどいないという。
美幌の巨大地下壕(現在は自衛隊の駐屯地)には、戦時中に日本軍が得た、
ロマノフ王朝の金塊、行方不明の北京原人の骨、長崎に投下された2発目の不発の原子爆弾、
アジアの12カ国が所有していた金塊財宝と文物等が保管されているようです。
天皇批判の本ではなく、日本史を国際金融資本家162家族(ロスチャイルド他)なんかと絡めて、
裏の歴史を解説していきます。
お薦めの1冊です。信じられない(信じたくない)人は、単なる娯楽読み物として読んでみると、
ずいぶん楽しめます。
ビーチボーイズでfun fun fun♪
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「野村の見立て」は、野球にそれ程興味がない人でも、面白そうな内容ですね!
by seawind335 (2011-09-14 00:20)
sseawind335さんこんばんは!
野村さんの本は、どれも面白いですよ。
「俺の楽しみは、サッチーが贅沢してるのを見ること」
なんて名言は、なかなか普通の人は言えないと思います^^
by don (2011-09-14 00:44)
野村さんの本はヤクルトの監督時代から何冊か読みました。
深い話しが多いですよね。
しかし人気球団の阪神では選手の接し方に苦労したようですね。
城島のリード、真弓采配、金本の起用法
まさに問題はそこなんですよね!!!
by せいじ (2011-09-14 10:35)
陰謀って映画の中だけかと思ってたんですが、
そうでもないんですね。
テレビでやってる事だけを信じたらダメみたいだし。
何を信じたらいいんでしょうね!
by TAMA (2011-09-14 18:20)
以前、野村さんがラジオで、
「仕事というのは、確認確認確認なんだ」と仰っておられて、
それが頭から離れず、
今でも職場で手抜きをしたくなる度に思い出しては、
自分への教訓としています。
また、「女房はドーベルマン」を読んだ時は、
あまりの可笑しさに爆笑してしまい、
周囲の人を不審がらせてしまった事もあります。
会ったこともない私のような者の人生にまで影響を与える
野村さんって、やっぱり凄い方なのでしょうね。
by 青山実花 (2011-09-14 22:35)
ご訪問くださり、有り難うございます[__わーい]
「日本の正体」という本は、面白そうですね興味が湧いてきます[__目]
by yu-papa (2011-09-15 08:18)
野球好きということもあり、野村の本はほとんど読んできました。
「野球って、ここまで考えてやるものなのか…」
と本を読み解説を訊き、カルチャーショックを受けたほどでした。
奥深い人です。
by vega (2011-09-15 21:22)
野村さんのこの本、書店で立ち読みしてたしかに面白いのですが、阪神の批判は確かにそうだと思いながらも悲しくなってきました。
by 松本ポン太 (2011-09-17 11:29)
どちらの本も面白そうですね^^。
by DEBDYLAN (2011-09-17 14:50)
せいじさんこんにちは!
問題の部分を早めに対処してれば、阪神の優勝は十分に
あったと思います。
by don (2011-09-18 11:14)
TAMAさんこんにちは!
何を信じればいいのか?永遠の課題ですね。
結局は自分なんでしょうね^^
by don (2011-09-18 11:16)
青山さんこんにちは!
そういう頭から離れない教訓ってありますよね。
たぶんその人にある種の尊敬なり好意なりがないと
すっと入ってこないとは思いますが。
「女房はドーベルマン」前に読んだことがあるような気もしますが、
図書館でネット予約したので、今日か明日には入手して読んで
みます^^
by don (2011-09-18 11:20)
yu-papaさんこんにちは!
陰謀論系は面白いです。
ついつい読んでしまいます^^
by don (2011-09-18 11:21)
vegaさんこんにちは!
そうなんですよね、ドカベンの山田のインサイドワーク並みに
考えてますよね。
ほんとに興味の尽きない人です。^^
by don (2011-09-18 11:23)
ポン太さんこんんちは!
お!みんな野村さん好きなんですね^^
本屋で手にとられましたか。
野村さんはどうしてもヤクルトにやさしく、阪神には
厳しくなってしまいますね。やっぱり成功体験は
捨てられないのか。。
by don (2011-09-18 11:26)
DEBDYLANさんこんにちは!
どちらも良質の娯楽本でした^^
by don (2011-09-18 11:27)
いいチームには必ずいいキャッチャー(それを育てる人も)がいるもんですよね。
横浜のダメダメっぷりは、大魔神佐々木以上に谷繁に愛想を尽かされたことが大きいような気がしますw(元神奈川県民)
by ころとん (2011-09-19 20:49)
ころとんさんこんばんは!
そういえば、横浜は谷繁がいなくなってから、むかしの阪神のような
状態ですよねえ。。
神奈川は偉大な明訓の山田太郎を生んだところなので、
いいキャッチャーが現れるといいですね^^
by don (2011-09-19 22:57)